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2015.2.9

誰かのために


木下晴弘氏の心に響く言葉より…

私がいつもお世話になっている野田塾という塾が名古屋にあります。

その塾では学習の成果を測るため、定期的にテストをしています。

その塾のある先生はテストが近づいてくると、いつも生徒たちに「みんな、テストでいい点を取りたいか?」と尋ねます。

「取りたい」と答えると、「何で?」と尋ねます。

生徒は「うれしいから」と答えます。

「誰がうれしいの?」と聞くと、必ず「自分が」と言うそうです。

さらに「自分だけ?」と聞くと、「うーん、お母さんかな」と。

これも必ず同じ答えになります。「お父さん」という声も上がりますが、だいたいここまでは、みなパターン通りに答えが決まっています。

そして、さらに聞くのです。

「それだけ?」

「学校の先生」

この時、その先生は自分を指して「まだいるよ」と言うと、「あっ、○○先生」と言ってくれるのだそうです。

すると先生は、ありがとうと言って握手を求めるのです。

「ということは、君たちがよい点を取ると、周りの人を幸せにできるということだね。おうちの人、クラスの仲間、近所の人もそうかな。すごいとほめられるかな。お小遣いも上がるかな。みんながんばって周りの人を幸せにしていこう」

これだけで彼らは素直にやる気を出してくれるそうです。

自分ががんばって誰かが喜ぶなら、こんな良いことはないし、その喜ぶ姿を見れば二重にうれしくなります。

欲が出るのだと思います。

そんな欲ならいくらでも出してほしいと思います。

仕事だって同じです。

似たような質問を自分に投げかけてみてください。

「あなたは仕事をしたいですか?したいですよね。なぜですか?」

「いい仕事ができたらうれしいからです」

「誰がうれしいのですか?」

「自分がうれしいですよね」

「ほかには?」

「お客さんかな」

「ほかには?」

「上司も喜んでくれるし、家族も喜んでくれるでしょう」

「そうやっていっぱいの人を幸せにできるあなたは、すごく幸せですね」

そう思いませんか。

『涙の数だけ大きくなれる!』フォレスト出版


自分のための頑張りは、たかが知れている。

しかし、ひとたび「誰かのために」と、思った瞬間から、その頑張りはとてつもないものになる。

「家族のため」、「好きな人のため」、「親のため」、「子どものため」、という「誰か」を意識したとき、スイッチが入る。

あの東北大震災から4か月後の7月、ドイツで行われたサッカーの女子ワールドカップで、日本代表「なでしこ」は優勝した。

被災地のビデオを見て涙し、東北で苦しんでいる「誰かのために」と頑張ろう誓い合った。

そして、澤選手はこう語った。

「私たちが勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になるのです。

こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが我々の成功となります。

日本は東北大震災の困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮しております。

私たちは、その災害の事実を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかったのです」

「誰かのために」と思える人は強い。

誰かに喜んでもらうため、日々頑張れる人は幸せだ。


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