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2015.2.6

あえてへたにやる


スティーヴ・チャンドラー氏の心に響く言葉より…

うまくできるか自信がないために、何かをやらないということがある。

この典型的な例が、作家に見られる「ライターズブロック」という現象だ。

これは、作家がどうしても書けなくなってしまう、心理的な障害のことだ。

重症な場合は、心理療法士の助けを借りることもあるほどだ。

この「ブロック」という現象が起こるのは“うまく書けない”という思いこみが書こうとする手を止めることが原因だ。

こんなときは、作家の中の悲観的な声がこうささやいているのだ。

「書けることなんてまったく思いつかないだろう?違うか?」

この現象は、作家に限らず、私たちの多くが経験する。

たとえばメールの返事を書くとき、気の利いた文が思いつかず、ずるずると先延ばしにしてしまうのも同じことだ。

この状態から抜けだすのにセラピーは必要ない。

こういったときに自信を取り戻す方法は簡単だ。

「あえてへたに書く」

と決めればいいのである。

文章を書くときのコツは、とにかく書きはじめることだ。

たとえそれが最低の出来でもかまわない。

「どんなに優れた文章も、たいていはひどい出来から始まる」

と小説家のアン・ラモットは言う。

一度行動を起こせば、エネルギーを高めるのも、仕事の質を上げるのも簡単だ。

私たちはしばしば、うまくできるという保証がなければ、怖くて実行することができなくなる。

そしてその結果、何もしないで終わるのである。

G・Kチェスタトンは、この状況を憂慮し、こんな言葉を残している。

やる価値のあることなら、へたにやる価値もある。

私はセルフモチベーションのセミナーで、受講者に「来年の目標を書く」という宿題を出すことがよくある。

長さは半ページ。

ごく簡単にできる宿題のはずだが、実際は、驚くほどたくさんの人が、この宿題にもがき苦しむ。

たった半ページ分が書けない理由は、“正しい目標”を書こうとするからだ。

ここで書いた目標が、一生を決めるかのように悩んでしまうと、一文字も書くことはできない。

そこで私は、彼らに向かってこう言う。

「とにかく何か書いてください。嘘でもいいのです。自分の目標でなくたってかまいません。とにかく何か書けばいいのです」

これは本当に悲劇としか言いようがない。

人は誰でも、人生を偉大な作品にすることができる。

それなのに、間違えるのを恐れるあまり、まったく一文字も書かないのである。

あなたはこんな状態になってはいけない。

しなければならないとわかっているけれど、していないことがあるのなら、今すぐに「あえてへたにやる」と決心しよう。

ちょっとした自虐的なユーモアだ。

笑ってしまうほどへたにやる。

そして、実際に行動に起こした後の気分を楽しもう。

『自分を変える89の方法』ディスカヴァー


何かの会合や会社で、どうしても人前で話や挨拶をしなければならない時がある。

多くの人は、それが負担になり、嫌で嫌で仕方がない気持ちになる。

「少しでも上手に話そう」とか、「とちったり、失敗したらどうしよう」というように、自意識が過剰になったり、不安になったりするからだ。

そんなときは、「あえてへたにやる」と決心する。

あるいは、「どうせだれも聞いていない」とか、「どうせすぐ終わる」と考えて、とにかく話し始めることだ。

ずっと汚かった部屋の掃除や片づけも同じで、きちっとやろうとか、すべてをやろうと思わずに、とにかく目の前の一部分でもいいから片づけ始める。

「あえてへたにやる」

一度行動を起こせば、どんなことも少しずつ前に動き始める。


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