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2015.1.23

緊張とリラックス


無能唱元氏の心に響く言葉より…

長いこと考えてきて、ある日、私は、人間の生命活動とは、結局たった一つのことを繰り返しているに過ぎないのではないか、ということに思いいたったのです。

それは何かというと、一言で言えば、「リラックス」すなわち、自己の心身を弛緩(しかん)させるということなのです。

たとえば空腹感をおぼえると、心身は緊張してきます。

この緊張は、生命体が食物を求めるゆえに生じたものです。

そして、この緊張は、何かを食べることによって解除され、心身は弛緩(リラックス)するわけです。

しかし、心身の緊張が起こるのは、このような空腹や寒さなどのような単純なことばかりによってではありません。

失職や失恋、あるいは病気などの無数の緊張を起こす原因が、人生のどこかの時期に、人間の運命の一つとして、われわれに襲いかかってくるのです。

その上に、緊張とは、何もこのような激烈なことばかりではありません。

商品の売り込みをしているときにも、受験勉強をしているときにも、すなわち、ごく日常的なことの中に、いつでも、生じてくるものなのです。

そうした緊張が何であれ、それがあまりに頻繁に生じるか、あるいは長期に持続すると、人間の肉体の細胞では、神経疲労から、自己破壊現象が起こるのです。

これは当然、死へつながる現象です。

緊張持続が死につながるゆえに、人間は無意識のうちに、自分を緩(ゆる)めようとするのです。

これがすなわち「弛緩(しかん)」(リラックス)であり、それはまた「自己救済」でもあるのです。

ところで、ここで皆さんに注意していただきたいのは、

「緊張は自分の意思とは関係なく自然に発生し」そして、「弛緩は人為的に行われねばならぬ」という点です。

だから人間のやることは、たった一つのことなのです。

すなわち、自己の心身に生じた緊張を緩めること、この一事に尽きるのです。

そして、緊張を緩めることを忙しく繰り返しているうちに、いつの間にか死期をむかえる、とこのように大方の人々は生きているわけです。

すると不幸とは、どういう状態でしょうか?

それは、過度にこわばった緊張が弛緩しないでいる状態です。

これは非常に簡単に理解できる事実ですが、なぜか多くの人々は、これに気づこうとしていません。

では、幸福とは、どういう状態でしょうか?

それは、緊張と弛緩の交替のバランスが円滑に行われている、ということだと思います。

心身一如(しんしんいちにょ)という言葉がある通り、心の在り方は身体の状態と共通するものだと言っても過言ではありません。

すなわち、もし、私たちが幸福を願うならば、まず、自分の肉体細胞の生命活動が、円滑に働いていなければならないのです。

『小さなサトリ―ミニ・エンライトメントが人生を変える』河出書房新社


気分が弛緩(リラックス)している状態とは、気分が「陽(よう)」になっているときだ。

「陽」の反対の、「陰(いん)」のときは、リラックスできない。

「陰」は、「不機嫌」「不愉快」「不平不満」「グチ、泣き言」「悪口、文句」「心配ごと」。

気分を「陽」にするために必要な最も大事なことは、「感謝」と「笑い」。

そして、「ツイいる」「うれしい」「楽しい」「しあわせ」という言葉を常に言うこと。

古来より、人は弛緩するためにさまざまな方法を行ってきた。

それは例えば、「瞑想(めいそう)」であり、「座禅」、「ヨガ」、「呼吸法」、「イメージトレーニング」、「音楽療法」、『転地療法」「動物療法」等々。

感謝と笑いを多くし、毎日を機嫌よく愉快に過ごしたい。


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