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2015.1.15

問題そのものに感謝する


斎藤一人さんの心に響く言葉より…

なにか一つ問題が起きたとき、多くの人は

「なぜ、こんな問題が起きたんだろう」

と考えます。

理詰めで考えると、いろいろな原因が思い当たるでしょう。

でも、魂的な視点からいうと、自分に起きる問題は「自分の感謝のなさ」を教えてくれるものとして出てきています。

だから、上司が自分にいやがらせをするのだとしたら、いやがらせをしない同僚やなんかに感謝が足りなかったのです。

感謝の反対は「当たり前」。

同僚たちがいやがらせをしないのは当たり前だと思っていた。

ということは、感謝を知らないのです。

だから、病気になったのだとしたら、からだに感謝することを知らなかったんです。

それの「気づき」のために、どこかからだの具合が悪くなる。

それに気づき、他の具合が悪くないところ一つひとつに感謝すればいいのです。

必要な治療を受けながら、感謝すればいい。

そうやって、問題のないところに感謝して、感謝して、最後に問題そのものまで感謝できたとき、その問題は消滅するようになっています。

これはお約束ごとです。

この世は、そういう仕組みになっています。

ということは、問題が起きたとき、

「これは自分が感謝を知らなくて起きたんだ」

と思い、最初から問題そのものに感謝するのが、一番いいんですよね。

でも、最初から問題そのものに感謝するという流れにはいかないものなのです。

だから、最初は問題を起こしていない周りに感謝から始めるのです。

周りへの感謝から始めると、やがて、その問題にも感謝できるようになります。

そして、魂が上にあがります。

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一人さんは、何か問題が起きた時は、「これは自分が感謝を知らなくて起きたんだ」と思うことが大事だという。

例えば風邪を引いてしまい、喉(のど)や頭が痛かったとする。

それは、喉や頭以外の、手も、足も、膀胱も、腸も、肺も、心臓も、無事に動いてくれている、ということ。

その当たり前のことに感謝をしているかどうか。

病気は、当たり前だと思っていることが実はそうではないのだ、ということを気づかせてくれる。

普段、寒気も感じずに、咳も出ず、鼻水もでないことが当たり前だと思っていないか。

だから、「風邪」に、当たり前の大切さを教えてくれてありがとう、と感謝する。

対人関係も、病気も、会社のトラブルも、全ての問題はこれとみな同じ。

感謝を多くすれば魂が上にあがる。


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