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2015.1.12

初対面の人には「やっと会えましたね」


小林正観さんの心に響く言葉より…

ある僧侶の話では、“縁”のある人とは必ずどこかの人生で一緒なのだそうで、「親子は今生だけのつきあい、夫婦は二世のつきあい、上司と部下は三世のつきあい。師匠と弟子のつきあいは七世に及ぶ」のだとか。

多くの“超能力者”が「この世は劇団のようなもの。生まれかわるたびに“舞台”がかわるだけで、演じている役者は同じ。同じ役者同志が、演目のたびに、役名を変えて演じているだけだ」と言います。

人間は生まれる前に、この世で会う人全てと約束をして出てきたらしいのです。

だから、初対面の「はじめまして」は本当は「お久し振りでした」が正しい。

「やっと会えましたね」でもいい。

20年来の友人も、今日会った人も、そういう約束のゆえ。

この世で出会うのが早いか遅いかだけで自分にとっては全て等距離、全て大事な人です。

家族も古い友人も新しく知りあう人も、皆同じ。

明日はどんな人が待っているのか、明日はどんな人と会えるのか、明日はどんな約束をしていたのか、と考えると、ワクワクすることでしょう。

会う人が全て約束の結果である、ということに気が付くと、「じゃあ、人生はほとんど決まっているのか」ということになります。

信じられないし、信じたくもないかもしれませんが、いつどこでどんな事件が起こるかも、だいたい決まっているようです。

自分の頭に予定表が入っていて、そのとおりのことが起こる。

では、そういう人生の設計図を描いたのは、誰か。

答えは簡単。

自分です。

自分をいちばん大事に思っている自分が、設計図を描いたのです。

生まれる前に自分で設計図を描き、その了承印を“神”から貰ったらしい。

(自殺する人は、自分なりの設計図は描いたが、神の了承印は貰っていない。)

ですから、出会う人、出会う人、全てが、自分の意志によって配置されていた人。

自分が嫌だと思う人でさえ、自分の意志で「居ていただいた」のです。

嫌がらせをしたり、邪魔をしたり、ひどい言葉を投げかけたりする人も自分の意志で配置したのか、と質問されることが少なくありません。

応えはイエス。

なぜか、を、お話しましょう。

仮に、人生で出会う全ての人100%が「あなたはえらい。好きなようにやりなさい」とか「あなたは全て正しい」と言ったとしたら、どんな人もいい気になり、うぬぼれて傲慢になり、自分を見失い、ダメな人間になるでしょう。

逆に、出会う人全て100%が「あんたは駄目だ」「それじゃあいけない」「間違っている」「何とかしろ」と言い続けたとしましょう。

言われたほうは委縮し、自信を失い、やる気も失ってやはり駄目になることでしょう。

では、最も確実に人を成長、向上させるのは…。

そうです。

温かい言葉や環境50%、冷たい言葉や環境50%、それが最も人間を向上させる。

ですから、人生は常に、温かい側の人50%、冷たい側の人50%です。

そのように自分で設計し、それぞれの人にお願いし、居てもらったのです。

若いとき(幼いとき)、成績が良いなどで親や先生にかわいがられ、挫折感に耐えるという体験的訓練が少なかった人は、長じて多くの挫折感を味わい、我慢することになります。

大人になってから人一倍“不幸”が襲ってきているわけではないのです。

ただ、普通の人には何でもないことが、自分にだけは辛いということが少なくない。

若いころ成績が良くなかった人は、自分の上に優秀な人が居ることが当たり前。

だから社会人になって、自分より早く出世する人が居ても、傷つかない。

青春時代しょっちゅう(女性に)振られていた人は、大人になって振られても「まあ、こんなもんだ」と耐えられる。

ところが、振られることがなかった、挫折することが少なかった、傷つくことが少なかった人は、普通の人には当たり前のことでも、我々が想像できないほど傷つきます。

「耐える」「我慢する」ことに小さいころから慣れてきた人間は“強い”のです。

大人になっても傷つきにくい。

逆に、小さいころ「訓練」が少なかった人は、大人になって傷つきやすい。

どちらの場合も、人生のなかで「傷つく」総量は変わりません。

「傷つきやすい」のが早いか遅いかの違いだけ。

『22世紀への伝言』弘園社


輪廻や前世の考え方では、今生の自分の人生のシナリオ(脚本)は、自分が生まれる前に決めてきた、という。

すると多くの人は、「決まっているなら努力などいらないではないか」と反論する。

「努力などいらない」と思うなら、それも自分が決めたシナリオ。

ただし、決まっているのは、「温かい言葉や環境50%、冷たい言葉や環境50%」。

若い頃から美人で、まわりからもてはやされてきた、外見的な「美」の基準だけで年を取ってしまった人は、老いてからの人生は厳しい。

なぜなら、内面的な美しさを伴わない「美」は必ず衰えるからだ。

嫌な人も、嫌な環境も、状況も、自分が生まれる前から決めてきたシナリオ。

「この世は劇団のようなもの。生まれかわるたびに“舞台”がかわるだけで、演じている役者は同じ」

初対面の人には、「やっと会えましたね」。

嫌な人もいい人も、自分が頼んで居てもらった人。

全てのご縁に感謝し、自らの魂を向上させたい。


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