2014.12.8
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人は、見かけが100% |
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
いいかい。
人は、“見かけ”が100%なんだよ。
世間の人はたいて、「格好をつけるな」とかって言うんだけど、私は昔から、「格好ぐらいつけろよ」って言ってるんです。
なぜなら、人の中身って、外からは見えないんです。
あなたがどんなにすばらしい才能を持っていても、どんなにりっぱな考え方を持っていても、どんなに“いい人”であっても、外見を整えて格好よく見せることをしなかったら、誰もあなたのすばらしさに気づいてくれないよ。
世間は冷たいとか、言ってるんじゃないの。
他人のすばらしさをわざわざ探し出してくれる人は珍しい、めったにいないよっていうことなんです。
しかも、人は“見た目”通りなんです。
例えば、「私は何十年も前に華道の世界に入って、今は師範をしています」
と言う人がいるとするでしょ。
でも身なりも、立ち居振る舞いも、どれを取っても“品がない”としたら、どう思いますかっていうことなんです。
この人は、何十年もお花をやっていて、師範にまでなったのに、相も変わらず品がよくならない、そんな性質を持っているんです。
その性質が“見た目”に出ている。
「私は華道のナントカ流の師範です」と言うと同時に、その残念さがわかるんです。
いつ洗濯したんだか、よくわからないようなシャツ着て、スラックスの線も消えちゃってるっていう人を想像してごらん。
「あの人は身なりをかまわないけど、家は億万長者なのよ」っておかしいと思わなきゃダメですよ。
だって「人は“見かけ”によらない」という考え方が間違っているんですから。
家は億万長者でお金もあるのに、ちゃんと清潔にしようと思わないという性質が出てる。
その汚い格好で周りに不快感を与えているのに、平気でいられる。
そいう性質が外見に表れているんです。
「この人はお金持ちなのに、だらしがないわ」って、あなたは思うでしょ?
ということは、“見た目”にだらしない性格が出ているのが、わかっているんです。
あなたは、そういうだらしない人と「友達になりたい」とか「いっしょに仕事をしたい」と思うかい?
思わないよね。
だったら格好ぐらいつけなよって。
スーパーのバーゲンで買ったシャツだっていいの。
きれいに洗濯されてて、清潔な感じがするようなシャツを着てくださいって言っているんです。
外見を整えて、自分をより高く、魅力的に見せないといけないよ。
人は“見た目”で判断するんだから。
身なりが残念だったばかりに、他人になめられたままで、楽しく幸せに生きることはできないよっていうことです。
あなたの今の外見に、あなたの生きざまから考え方まで、全部“あなた自身”が出ているんです。
それを人は、見ていないようで、実はよく見てるんです。
“見た目”で、あなたはどういう人間で、親しくつきあうべき人間かどうか判断されているんです。
もちろん、みんな心がきれいで性格のいい人とつきあいたいよね。
だけど、性格がいいだけじゃダメなの。
性格がよくて成功しているだけでもダメなんです。
なぜかというと、「成功していて格好いいうえに、性格もいい人」っているんです。ほんとうに。
そういう人と「性格はいいけど、成功していなくて“見た目”も残念な人」がいるときに、あなたはどちらの人により魅力を感じますか、ということなんだよね。
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夫婦でやっているラーメン屋さんで、味はいいけどダンナがいつも奥さんを怒鳴っていて、夫婦ともいつもくたびれた汚い白衣をきているような店があったとする。
その店の隣に、味がよくて、夫婦とも清潔でパリッとした白衣を着て、夫婦の会話も気持ちがよくて、笑顔のある店ができたとしたら、怒鳴っている店はいつか閑古鳥が鳴き、笑顔で気持ちがいい店の方が必ず繁盛する。
日本そうじ協会というところで、「掃除道」の話を聞いたことがある。
そこでは、自分の部屋や、車や、仕事場の掃除の状態が今のあなたを表わしている「通信簿」だという。
もし、ゴミ屋敷になってしまっているなら、何事もいつも後回しにし、面倒くさがりやの、だらしのない「性格と習慣」を持っているということになる。
それは外見も同じで、「見た目」にその人のすべてがにじみ出る。
「人は、見かけが100%」
つねに、もっと魅力的になるように、性格とともに外見を磨き続けたい。 |
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