2014.12.5
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モノに対しても愛情を注げる人 |
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中谷彰宏氏の心に響く言葉より…
英文学者の小田島雄志先生はパチンコが大好きです。
ふだんから優しい方なので、パチンコが出ない時も、パチンコの機械に向かって
「君も苦しいだろうけど、僕だって苦しいんだ。お互い頑張ろう」
と、ささやきかけます。
そんなふうに言われたら、機械も頑張ります。
私は、ボウリングは、レーンに合うようにボールを変えます。
合わないボールに
「おまえはもう使わない」というのではなく、「ちょっと1回休もうか。ゴメン。僕の選択が間違った」
と言うのです。
モノに対しても愛情を注ぎます。
上司がそこら辺のゴミ箱を蹴飛ばしていたら、それだけで自分が蹴飛ばされた感じがします。
言葉は刃物と同じです。
包丁やはさみを刃から渡す人はいません。
言葉は冷静さを欠くと刃から渡してしまいます。
交渉ごとのうまい人は、激論の時ほど小さい声で話します。
ここで大きい声になる人は、メンタルが揺らいでいます。
ぶちキレそうになった時に、どれだけ冷静に粛々と進められるかです。
切れ者の弁護士は、それができるのです。
『その一言に、品格が現れる 一流の人が言わない50のこと』日本実業出版社
モノに対して愛情を注ぐことができる人は、人に対しても優しくできる人だ。
機械や道具やモノに対して、荒っぽい言葉や汚い言葉を使っている人は、人に対してもぞんざいで乱暴な言葉を使う。
自分の口に一番近いのは、他人の耳ではなく自分の耳。
ということは、人に言っているつもりが、実は自分が一番聞いているということ。
人やモノに怒鳴ったり、汚い言葉を使えば、自分に怒鳴り、汚い言葉を使っているのと同じ。
優しくなりたければ、どんなときも、何に対しても、優しい言葉を使い、優しく丁寧に対応するしかない。
「言葉は刃物と同じ」
モノにも心を込め、愛情を注げる人でありたい。 |
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