2014.12.2
|
|
時代の列車 |
|
|
酒井穣氏の心に響く言葉より…
『あなたがたは時代の列車から
降りてしまっているんじゃないか。
私はたとえ16号車(新幹線ひかり号の最後尾)でも
乗っていますよ』
(経営者・土光敏夫)
新しい技術、特にインターネットに関することは、
無理やりにでもキャッチアップしよう。
産業革命はブルーカラーの仕事をうばったんだけど、
このIT革命ってやつはホワイトカラーの仕事をうばうからね。
その後は、コンピュータを使う仕事と、
コンピュータに使われる仕事しか残らない。
使い方を知らないだけで、終了って時代はすぐそこなんだよ。
これは流行じゃない。
非連続な変化なんだよ。
『君を成長させる言葉』日本実業出版社
10年後に「なくなる職業と仕事」という研究が今話題になっている。
これは、英オックスフォード大学でAI(人工知能)が専門のマイケル・A・オズボーン准教授の研究だ。
702の職種すべてについて、コンピュータに取って代わられてしまう確率を研究したものだ。
その消えてなくなる確率は90%以上だという。
それは例えば、「銀行の融資担当者」、「スポーツの審判」、「不動産ブローカー」、「レストランの案内係」、「保険の審査担当者」、「電話オペレーター」、「レジ係」、「チケットもぎり係」、「電話販売員」、「時計修理工」、「図書館員の補助員」、「データ入力作業員」等々。
また、米労働統計局のデータに基づいて行われた別の調査で、10年後に姿を消す可能性の高い職業が発表された。
それは例えば、「新聞記者」、「メーターの計測係」、「郵便配達員」、「印刷業者」、「税務調査官」、「フライトアテンダント」、「旅行代理店の社員」、「木材伐採人」等々だ。
コンピュータやインターネットの出現で仕事や、考え方がとてつもなく大きく変わった。
そして、それは今後もますます、様々な分野に広がり加速していく。
「時代の列車に乗り遅れてはならない」
だからこそ、列車の最後尾でもいいから乗っている必要がある。
それは、もうすでに見えている未来。
時代の変化とともに成長する人でありたい。 |
|