2014.11.29 |
|
ありがとう使い |
|
|
山崎拓巳氏の心に響く言葉より…
自分が努力しているのに「運」が向いてこなかったり、大変なことが続いてこころが折れそうになってるときは、パワースポット的な存在の人と話してみてください。
それでは、そういう人はどうやって見つけるのか。
実は、自分にパワーをくれる人を発見できる秘密のキーワードがあります。
それは「ありがとう」という言葉。
たとえば、こういうこと。
ちょっと想像してみてください。
あなたが、Aさんにちょっとしたことを聞かれて、それに応えてあげたとします。
それは「どこか近くにいい雰囲気のレストラン、知らない?」とか、「この前、面白いって言ってた映画のタイトル何だっけ?」みたいな、ほんのささいな質問です。
そうしたら、あとからAさんにすっごく感謝されて「ほんと、いつもありがとう!行ってみたらすごく良かったよ」って笑顔で報告されたらどうでしょうか。
(え、そんな何もしてないよ)
と、あなたはちょっと戸惑いながらも、でも、なんだか「快」の感情に包まれて元気になれるかもしれませんよね。
そう、すなわちAさんはパワースポットだったってこと。
人を元気にさせて、前に向かせてくれるパワースポットとしての存在の人は、この「ありがとう」という言葉の使い手なんです。
感情がいろんなものごとの始まりだとしたら、「ありがとう」という言葉は、すべてのものごとを一発で良いものに変えてしまう最強のキーワードでもあるのです。
運を開くために努力することは大切。
だけど、その努力に没頭するあまりに周囲が見えなくなって、いろんなことに感謝することも忘れてしまっていたら、ちょっともったいない。
だから、努力するのと同じくらい、ときどき自分に確認してみてください。
今、ちゃんと「ありがとうのスイッチ」がオンになってるかなって。
一日の終わりに、眠りにつく前に、今日あったこと、思ったことを振り返って、一つでもたくさんの「ありがとう」を見つけてみるのだって、とてもいいことなんですよ。
『強運が舞い込むとても小さな50のこと。 (SB文庫)』SB文庫
「魔法使い」とは、魔法を縦横無尽に使うことができる人。
同じように、「ありがとう」という言葉を縦横無尽に使うことができたら、それは、「ありがとう使い」と言えるかもしれない。
「ありがとう」を、ありとあらゆる場面で、誰に対しても、いつでも自然に、言えることができたらそれは、「ありがとう使い」。
交通整理をしている人に、コンビニのレジで、食堂の接客係りに、素敵な映画や本やレストランを教えてくれた人に、近所でも、仕事場でも、家でも、どこでも…
ありがとう使いは、人を幸せにし、元気を与えてくれる「人間パワースポット」。
「ありがとう」という言葉は、すべてを一瞬にして「良いもの」に変えてしまう最強のキーワード。
人を元気にする、「ありがとう使い」になりたい。 |
|