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2014.11.5

上手にストレスとつきあう方法


脳神経外科医、築山節氏の心に響く言葉より…

最近、ちょっとしたことで、「怒りを爆発させてしまう人」が増えているようです。

「ムカムカ」「イライラ」、それを通り越して、「キレる」。

こうした怒りの感情は、通勤電車、駅のホーム、職場、飲食店、そして、家庭と、いたるところにあふれています。

周囲から見れば、「そこまで怒る必要はないのに」ということでも、本人にとっては、どうにも我慢ならない。

だから、ひと目をはばからずに、怒りを爆発させてしまうというわけです。

通常は、理性で感情を抑えているのですが、それが抑えきれないときに、爆発してしまうというわけです。

なぜ、感情を抑えることができなくなってしまうのでしょうか?

やはりストレスの影響が大きいと言えます。

今、世の中はどんどん便利になっています。

しかし、逆にそのことによって、ストレスを受けやすい状況が増えているように思います。

かつてのように、周囲の人たちと密にコミュニケーションを取り合い、共同生活をする必要性が薄れてきています。

誰もがパソコンや、携帯電話・スマートフォンを持ち、わざわざ会いにいかなくても、つねに誰かとつながっていることができます。

あえて誰かと社会を形成しなくても暮らしていける、そんな世の中になってしまったのです。

とはいえ、ストレスが多い社会だからこそ、私は、よけいに「感情をコントロールする」必要があると思います。

脳は、疲れやすく、ストレスにも決して強くはありません。

だからこそ、上手にストレスとつきあうことが大切です。

疲労と同じように、ストレスを蓄積させないように、こまめに発散するのが理想と言えます。

それが感情をコントロールするうえでも有効でしょう。

「うっぷんを晴らす」という言葉がありますが、これは、ストレスをためこまないコツと言えます。

例えば、駅から家に着くまで、その日あった嫌なことを、ひたすら悪態をつきながら歩き、うまくうっぷんを晴らす人たちもいます。

実は、これは脳の性質から見ると、じつに理にかなった方法です。

歩きながら悪態をついているうちに、不快な感情が自然と消えていくのです。

運動はストレス解消に最適です。

「運動をして汗を流したら、嫌な気分が吹っ飛びすっきりした!」

みなさんも、そのような経験があるでしょう。

ウォーキングやジョギングなど、太陽を浴びながら身体を動かせば、生体時計がリセットされるため、なおさら良い条件が重なります。

怒りっぽい人や気分が沈みがちな人の多くは、身体を動かす機会が少ない傾向があります。

逆に、普段、運動をする機会が多い人ほど、感情を抑えるのが上手と言えるのです。

また、「気持ちを整理する」うえで大切なことは、自分の気持ちを客観的に見ることです。

一番簡単な方法は、書いたり話したりすることだと思います。

毎日、日記を書いたり、家族や同僚たちと話をしたりすることだと思います。

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現代人はため込むことは上手だが、それを吐き出すことは意外に不得意だ。

情報にしても知識にしても、また物品や洋服などのモノにしても、ため込むことはするが、出すことや捨てることは苦手だ。

「出入り口」という言葉はあるが、「入り出口」という言葉がないように、本当に大事なのは「出す」こと。

出せば自然に入ってくる。

同様に、ストレスもため込んでしまうと、自分が大きなゴミ箱になってしまう。

ゴミ箱は一杯になる前に少しずつ捨てないと、いつかあふれかえってしまう。

自分なりのストレス発散法を見つけたい。


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