2014.10.20 |
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励ましの言葉 |
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ジョン・C・マクスウェル氏の心に響く言葉より…
世の中には三種類の人がいる。
まず、人の心に毒を盛る人。
彼らは人びとを落胆させ、創造性を破壊し、「あなたにはムリだ」と言う。
次に、自己中心的な人。
彼らは自分のことばかり考え、他の人に力を貸そうとしない。
最後に、人の心に明かりをともす人。
彼らは人びとの生活を豊かにするために励ましの言葉をかける。
私たちはそういう人になる必要があるし、そういう人とつきあう必要がある。
(ウォルト・ディズニー)
首都ワシントンにあるスミソニアン博物館には、エイブラハム・リンカーン大統領が暗殺されたときに所持していた品物が展示されている。
自分の名前入りの小さなハンカチ、綿のひものついたメガネ入れ、一枚の五ドル紙幣、古い新聞記事の切り抜き。
その記事は「リンカーン大統領はアメリカ史上最も偉大な政治家の一人である」という賞賛の言葉で始まっていた。
なぜ、リンカーンともあろう者がそんな記事を切り抜いて持ち歩いていたのか?
当時、アメリカは南北戦争のさなかにあり、分裂の危機に直面していた。
彼は一国のリーダーとしてつねに批判の矢面に立たされ、たえず中傷と脅迫に悩まされていた。
だから、自分を信じてくれている人たちがいることを思い起こす必要があったのだ。
『励ましの言葉が人を驚くほど変える』扶桑社
数年前、人間がどこまで苦痛に耐えらえるかを測定する実験がおこなわれたという。
氷のように冷たい水の入ったバケツにどれだけ長く素足を入れていられるかという実験。
その結果、励ましてくれる人がそばにいると、誰もそばにいないときと比べて二倍長く苦痛に耐えらえることがわかった。
(以上、同書より)
人から、心が凍りつくような冷たい言葉をかけられることほど、がっかりすることはない。
逆に、心からの温かい励ましの言葉をもらえば、人の心に灯がともる。
リンカーンでさえ励ましの言葉を必要とした。
誰かを応援し、励ます人でありたい。 |
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