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2014.9.26

一人勝ち


小林正観さんの心に響く言葉より…

人に喜ばれるように活性化を考えていると、どんな商売でも、世の中が不景気であっても関係ないようです。

その話を講演会でしたら、ある喫茶店の経営者が、講演会後に私のところへ来て、このように言いました。

「正観さんの言うように、喜ばれるように一生懸命やってきました。それでも売上が上がりません。どうしてですか」

私の答えは簡単です。

「それは、喜ばれていないのでしょう」

ものすごく簡単なことです。

「喜ばれている」と本人が勘違いしているだけです。

本当に喜ばれていたら、売り上げは必ずついてきます。

「不況だ、不況だ」と騒ぎ、1千兆円というお金が日本に預貯金されたまま、動かなくなっている。

なぜか。

楽しくないからです。

お金を使いたくなるような楽しさがない。

世の中の不況はまったく「あなた」には関係がない。

ただ、「一人勝ち」をすればいいだけ。

日本の景気がいいか悪いかなんてことに関心を持つ必要はないのです。

私は全国で町おこし、村おこしが成功した例を見てきましたが、そこには共通点がありました。それは、

@その町や村で育った人が一度都会に出て生活し、戻ってきて何かを始めた。

A都会に住んでいた人が仕事を辞め、その町や村に移り住んで何かを始めた。

Bその町や村の外に多くの友人・知人を持っている人が何かを始めた。

この3つのうちのどれかです。

外の世界と交流を持ち、外の世界を知っている人が、新しい楽しいアイデアを持ち込み、活性化のきっかけをつくっているようです。

ずっとその町や村から出たことがない人は、その地域のよさを認識できないので、そのよさをアピールすることができない。

その試みが受け入れられるか、失敗するかはわかりません。

けれども、本当に楽しい何かを始めてみる。

そういう変わった「ドン・キホーテ」が一人出てくるのが第一歩。

商店街の会議を何時間やっても、らちがあきません。

それより目の前に結果を見せる人が現れたほうが、ずっと話が早いようです。

ちなみに、私が言っている「ドン・キホーテ」は、特定の店のことを指しているのではありません。

念のため。

『ありがとうとお金の法則』だいわ文庫



正観さんは、商店街の活性化では、「一人勝ち」する人が出てくればいいという。

一人勝ちというと、いかにも自分のことしか考えていない身勝手な人のようだが、一軒、流行る店が出てくればその店を目指して、商店街に人の流れができる。

すると、その店の近くの店にも人が来るようになる。

最初から商店街全体をよくしようと考えると、全員の利害が反するので、その話し合いだけで何年もかかり、結局は何も手が打てなくなるからだ。

これはどんな事例にもあてはまること。

会社全体の売り上げを上げようとするのではなく、誰か一人が属する部門だけ、その店舗だけ、あるいはその人が関わるある時間帯だけ売り上げを上げれば、それが事例となり、やがて全体に波及する。

人に喜んでもらい、楽しんでもらうように考え続ける…

どんな変革もたった一人から始まる。

「一人勝ち」は全体をよくする近道だ。


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