2014.9.25 |
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奇跡を起こす言葉相 |
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千葉修司氏の心に響く言葉より…
人間は大きく分けると「右脳型人間」と「左脳型人間」に分かれる。
「右脳型人間」というのは奇跡的な能力を発揮することができるのだが、残念ながら「左脳型人間」は決して奇跡的な能力など発揮することはできず、奇跡的な成果なども出すことができない。
その理由は、右脳型人間には行動力があり、その行動も早い。
そして何事も楽しく行う思考を持っている。
当然楽しみながら事を行うことから集中力も増し、本来の自分の実力も潜在意識も十分発揮することができるのだ。
だから右脳型人間は大きな成果が出る。
しかし左脳型人間はというと、行動より考えることが多く、その考えもどちらかというと後ろ向きな思考をしてしまう傾向がある。
まず行動ができない、行動しても思考が後ろ向きなため、成果は当然出ないのだ。
「右脳型人間」の特徴は「奇跡を起こす言葉相(ことばそう)」を持っていて、その言葉を使って実際に奇跡的な成果を起こしていく。
言葉相とは、言葉の相(そう)のこと。
人相、手相で言うような、顔の形やホクロ、シワの長さや短さより、その人が日々何気なく口にしている言葉の相、つまり言葉を聞いている方が、その人の未来が透けて見える。
逆に「左脳型人間」は、残念ながら常にツベコベ考え、ツベコベぬかす言葉相を持ち、判断が遅く、せっかく時間をかけて判断した結果はというと、そのほとんどが「ババ(はずれ)」というようなものばかり
では、人生でも職場でも奇跡を起こす「右脳型人間」とは一体、どのような「言葉の相」を持っているのだろうか。
その「言葉相」は次のとおり。
【右脳型人間の言葉相】
「簡単!」「ちょろい!」「楽勝!」「うれしい!」「楽しい!」「幸せ!」「ラッキー!」「ツイてる!(運が良い!)」「最高!」「感謝だね!」「すごい!」「うまい!(美味しい!)」
また、「右脳型人間」というのは、新しもの好きで、「新記録」とか、「誰もやったことがない」という言葉には、特に敏感に反応する。
「えっ、これやったら…新記録ですか!」というような感じであり、ノリである。
【左脳型人間の言葉相】
「でも」「だって」「しかし」「やっています」「頑張ります」「努力します」「前例にありません」「ツイてない」「イマイチ」「ってゆーか」「当たり前」「楽しくない」「美味しくない(まずい)」「難しい」「無理」
彼ら左脳型人間は常にツベコベ考え、ツベコベぬかす。
そしてツベコベ考える。
例えば旅に行くとしたならば、旅は「どこに行くのか」も重要であるが、一番重要なのは「誰と行くか」である。
では、「左脳型人間」と「エジプトに旅行をした」としよう。
例えばあなたが、「左脳型の友人」に「ねえ!せっかくだから、明日…ピラミッドでも登らない!」と言ったとたん、「でも、暑いし…」とか、「だって、体力ないし…」などと言われたならば、あなたは「楽しい」だろうか。
では、逆に、「右脳型の友人」に同じことを言ってみると、どうなるだろう。
右脳型人間の答えは大体こうだ。
「いいね!登ろう!登ろう!すっごい、楽しそう!」
どうだろう、「左脳型人間」と共にする旅と「「右脳型人間」とする旅。
どちらが楽しいだろうか。
当然「右脳型人間」との旅の方がこの上なく楽しいはずだ。
実は人生とは「旅」である。
その長い人生という旅で、あなたはどのような言葉の相を吐くパートナーを選ぶのだろうか。
『言葉相(ことばそう)』現代書林
一緒にいたい人は、一緒にいるとワクワクして楽しい人。
一緒にはいたくない人は、一緒にいると気がめいるようなつまらない人。
食事を一緒にしたとき、「美味しい!」「楽しい!」と言う人なのか、「まずい」「楽しくない」と言う人なのか。
食事にかぎらずどんな場面においても、面白がったり、喜んだりすることが上手な人とは一緒にいたい。
たとえ万人ががっかりするような場面においてさえ、それを面白がることができる人とは、さらにもっと一緒にいたい。
あなたと一緒にいると楽しい、と言われる人でありたい。 |
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