2014.9.14 |
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ツキも実力のうち |
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野村克也氏の心に響く言葉より…
■よく、「ツキも実力のうち」といいます。
この言葉こそ、至言(しげん)だろうと思うのです。
生意気なようですが、30歳をすぎた頃から、私は、そう考えるようになっていました。
誰だったか、
「これほどの、努力を、人はツキといい」
と、ザレ歌にしたことがありました。
確か、スポーツ新聞で読んだ記憶がありますが、そのとき、強い共感を覚えたものです。
■「私はすごく努力しましたよ」などというやつがいるでしょう。
これは日本語としておかしいんです。
努力しているかどうかを判断するのは、まわりの人でしょう。
自分が判断すべきことではない。
だから、自分は努力しているなどというやつに、本当に努力しているやつがいたためしがない。
『人生を勝利に導く金言』致知出版社
「私はすごく努力をした」と言う人がいたとすれば、それは「自分をもっと認めてもらいたい」ということであり、「自分はこんなにすごいんだ」と自慢していることになる。
「こんなに忙しい」「すごい儲かっている」「自分は頑張ってる」というのも同じ。
本当に儲かっている人は、人には言わない。
同様に、本当に努力している人は人には言わず、ただひたすら淡々と努力をしている。
頑張っているかどうかは見ている人が決めること。
「ツキも実力のうち」
努力をするからこそ、実力が身につく。
すなわち、ツキは努力に比例する。
ひたすら努力する人に、ツキの女神はやってくる。 |
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