2014.9.11 |
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年下への気遣い |
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哀川翔氏の心に響く言葉より…
俺は年下にはわざといろいろなことをどんどんふるの。
たとえば誕生日だったら、あえて年下の人におめでとうって電話する、これくらい気を使えよって。
たいていは、びっくりするね。
だから、俺は年下に、気を使えよって気を使ってる。
大事でしょ。
年下に気を使う時には、やりすぎないことが大事だね。
といっても、俺自身、どこまでやるかは自分でもわからないけど。
きっとやりすぎたらみんなどん引きだね。
若手で気を使えないやつは、年上とは仕事以外は付き合いたくないのかもな。
そのほうが楽だから。
でも俺はプライベートへ引きずり込むから。
仕事だけって思うなよって思っちゃう。
年上はすごく意識してるよ、尊敬の念をもってね。
まだ生きてるぜスゴイ、死ねば俺が次なのにって。
完全に尊敬の念だからね。
誤解なく。
それに、年上のほうが気を使わないね。
その必要がない。
だって、年上が気を使うから。
年上が年下にするのが気遣い。
でも、年上へは違う。
言葉遣いが変わる、敬語になるよ。
当然。
それは気遣いじゃなくて礼儀。
あとは気を使う必要はない。
ここの金を払うのは誰だとか、俺じゃないね。
『「継続」自分を成長させる大切なこと』メトロポリタンプレス
年下が年上にする気遣いは、往々にして機嫌を取る「おべっか」になってしまいやすい。
年上に対して気配りは必要だが、もっと大切なのは、礼儀や感謝。
昨今、親や年上に対して、友人のように、ぞんざいな口をきいたり、ため口で話すのが当たり前のようになっている人たちは多い。
そうであればこそ、年上はますます、年下に対して丁寧な言葉を遣い、気遣いをしなければならない。
なぜなら、引き寄せの法則のごとく、ぞんざいな言葉はぞんざいな言葉や態度を引き寄せるからだ。
これは、親子関係でも、会社や組織の上下関係でも同じ。
年下への気遣いや丁寧な言葉こそ必要だ。 |
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