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2014.9.8

八十歳で宇宙飛行士になる!


大同大学学長、澤岡昭氏の心に響く言葉より…

私自身の過去を振り返ってみましても、飢餓状態になるとスイッチが入るというお話はよく分かります。

実は私は小学校六年になる頃、朝学校に行く時間になると頭が痛くなり、いまでいう登校拒否になりました。

その時に母から言われて、一年間休学したのです。

病院に行っても原因が分からなくて、母は私が心の病になっていることに気づいたのですね。

母は校長に呼ばれて随分叱られたようでしたけれども、頑として行かなくていいと。

でもそのおかげで、私はもともと勉強のできる子供ではなかったのですが、活字を読む習慣が身につきました。

家にいても何もやることがないのですから、母の書棚にあった婦人雑誌や本を読んで過ごしたのです。

そして一年遅れて六年になりましたが、友達もいないので毎日問題集を眺めて過ごしていたら、中学校に入って受けた実力試験でクラス二番になりましてね。

友達から口々に「勉強ができるんだね」なんて言われて、それをきっかけに人間がガラッと変わったのです。

高校では生徒会長や文化祭委員長まで務める活発な人間になりましたが、あの不登校の一年がなければそういうことはあり得ませんでした。

あの一年間は私にとってまさしく飢餓状態でした。

その不登校の体験から確信したことは、人間は変われるということです。

それは私の教育の原点でもあります。

学生たちの遺伝子を目覚めさせるには、ワクワクすることに取り組むことが一番です。

ですから私は大学でもしょっちゅう「八十歳で宇宙飛行士になる!」と言っているんですが、そういうことを言っていると目の色が変わる学生もいるんです。

その中の何分の一かでも大化けしてくれれば世の中を引っ張っていけるはずで、そういうきっかけをどんどん与えていくことが、教育者としての私の使命だと考えているのです。

月並みかとは思いますが、人生では決して遅すぎるということはない、いくつになっても変われるチャンスはあると私は信じています。

ただ、それは何の努力もせずにある日突然か変われるということではありません。

今日よりは明日、明日よりは明後日、0.1%でも0.5%でも成長する努力を積み重ねている人だけにチャンスは訪れるものです。

年齢は関係ありません。

ですから私も、そういう日々を生涯積み重ねていきたいと考えて「八十歳で宇宙飛行士になる!」と宣言しているわけです。

“人間の可能性はいくつになっても開ける”(大同大学学長、澤岡昭氏&筑波大学名誉教授、村上和雄氏対談)

『月刊致知 2014年10月号』致知出版社


絶体絶命の崖(がけ)っぷちの状態や、もう打つ手がないというようなギリギリの状況に追い詰められると、人はスイッチが入り、何かが変わることがある。

とてつもないパワーが出てくる、「火事場のばか力」だ。

ガンなどの病気でも、断食や絶食という「飢餓状態」におかれると、突如治ってしまう人がいるという話もある。

「人生では決して遅すぎるということはない、いくつになっても変われるチャンスはある」

コツコツと努力を積み重ね…

いくつになっても夢を忘れない人でありたい。


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