2014.9.6 |
|
粋でカッコイイ人 |
|
|
斎藤一人さんの心に響く言葉より…
いちばん大切なのは、その人の魅力なの。
オレは人前で威張(いば)ったことがないんだよ。
仕事はたいへんだけど、「仕事はたいへんだ」って言ったことがない。
で、たいへんな仕事をサッとこなすのを「粋(いき)」というんだよ。
たいへんなことを、「たいへんだ」って言わないでサラッとやるから、カッコイイ。
人前で苦労話をしたり、自慢話をしたりしないの。
だれかがオレの弟子になったとするじゃない。
いちばん学ばなきゃいけない魅力というのは、そこなんだよ。
わかるかい?
「一人さんみたいにお金持ちになりたい、お金持ちになると女にモテるから」。
それって、言ってることに魅力がないんだよ。
オレから魅力を学ぶとしたら、黙々とがんばって仕事をするの。
苦労話はしちゃいけないの。
人ができないようなことをサラっとやるの。
それでもって自慢しないの。
「カッコイイ」っていういのは、そういうことなの。
それをマネしないで、お金を持ったら威張ったり、おかしなことばっかりしたりするんだよね。
威張るとみっともない上に嫌われるし、いいことなんてない。
それでも人前で威張っちゃうということ自体、感性がおかしいんだよ。
昔ね、ある人から「一人さん、キャバレー行くとモテるでしょ」って言われたの。
ほめられている気がしないよ(笑)。
キャバレーに行かないと女性からモテないと思っていること自体、おかしいんだよね。
言ってることって、その人の身の丈(たけ)なんだよね。
『斎藤一人 モテモテ道』PHP研究所
よく人前で、「忙しい、忙しい」と言って、忙しさを自慢する人がいる。
本当は、メチャクチャに忙しいのに、そんなことを、おくびにも出さないで、サラっと余裕で仕事したり遊んだりしている人の方が、数段、粋でカッコイイ。
「オレは一所懸命がんばってる」「今、すごいこと(たいへんなこと)してるんだ」などと苦労話をしたり、自慢したりする人はカッコ悪い。
どうせするなら、「失敗した話」「ドジな話」を笑いながらする方がカッコイイ。
すごいことしてるからその人に魅力があるのではなくて、面白くて、粋で、カッコイイから魅力があるのだ。
『たいへんなことを、「たいへんだ」って言わないでサラッとやるから、カッコイイ』
粋でカッコイイ人になりたい。 |
|