2014.9.4 |
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「バカは風邪ひかない」の本当の意味 |
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小林正観さんの心に響く言葉より…
日常で、「つらい」「悲しい」「苦しい」「悔しい」と言い続けると、それを言う人も聞く人も、どんどん元気を奪われます。
一年三六五日、言い続け、聞き続けたとしましょう。
それが三年、五年続いていたとしたらどうでしょう。
ものすごい量の「気力」を奪います。
結果として、その家には多分“不幸”が集中するでしょう。
「気力」も「体力」も「精神力」も「集中力」も、すべて奪われる、家族全体から奪われるのですから、病気になる、風邪をひきやすくなる、集中力を欠き接触事故を起こしたり、不用意な発言をして人を傷つけたり、そういうことも増えます。
気力だけの問題ではありません。
自分で自分に繰り返し「辛い」「悲しい」「悔しい」「苦しい」「つまらない」と言い聞かせ続けると、「生きているのがそんなに辛いなら死んじゃいましょう」と、身体自身が反応し、ガン細胞を増殖させ、故障や病気を進行させます。
身体自身がそういう“指令系統”を持っているのです。
毎日「嬉しい」「楽しい」「面白い」「幸せ」と笑顔で言い続けていたら、それを言う人、聞く人どちらも、どんどん元気になります。
風邪をひくことが少なくなり、ひいても熱が出にくい、早く治る、ようになります。(免疫力や基礎体力が強化されるということです。)
「バカは風邪ひかない」という言葉を、上のようなことを知ったうえで解釈すると、全く違う“真実”に気が付くことでしょう。
毎日、「楽しい」「嬉しい」と笑顔で、人を憎んだり恨んだりせずに言い続けている人は、「お前には苦労がないのか」と言われます。
まさに「バカ」そのものです。
けれども「バカは風邪ひかない」のです。
それが事実であり、真実。
長寿の人に「長生きの秘訣は」と聞くと、必ず入っているのが「くよくよしない」ということ。
毎日「嬉しい」「楽しい」と言い続けていると、風邪はひかないし、長生きもする(体があまり痛まない)のです。
ついでにもうひとつ付け加えておきましょう。
ある人が怪我をしたときのこと。
リハビリで何度か通ううち、ある先生から「できないことばかり挙げないで、できることを考えて、挙げてください」といわれたそうです。
「はっとした」といいます。
考えてみたら、できることのほうが圧倒的に多いのに、「できないことばかりをあげていた」というのです。
「できること」を強化し延長するようにしたら、今までと全く違う早さで体が治り始めたとのことでした。
「楽天的に生きる」ことは、体自身の要請でもあるようです。
『22世紀への伝言』弘園社
いつも楽天的でいる人は、はたからみるといつもお気楽で何も考えていないように思われる。
しかし、いつも楽天的でいるには意志が必要だが、悲観的でいるにはその場の状況にただ流されるだけでいい。
考え方や見方において、何の勉強もせず、努力もしなかったらほとんどの人は悲観的な人になるはずだ。
一見バカに見えるほどノーテンキで明るい人ほど、苦労をして、楽天的な考え方を身につけている。
「バカは風邪ひかない」の本当の意味。
「お前には苦労がないのか」、と言われるくらいの、明るく楽天的な生き方をしてみたい。 |
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