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2014.9.2

幼心を忘れない


斎藤富雄氏の心に響く言葉より…

どんな人だって、子どものころは「ひらめき」の連発だったと思います。

どこからか集めてきたガラクタで不格好なオモチャをつくったり、友達同士で好き勝手な遊びを楽しんだり、人形に名前をつけて物語を空想したり…

「宇宙飛行士になりたい」とか「看護婦さんになりたい」と、将来の自分の姿を自由奔放に描くこともできたはずです。

これらはすべて、「ひらめき脳」が大脳辺縁系や大脳自体を働かせて生み出した、「ひらめき」の一つなのです。

しかしながら大人にだって、やはり「ひらめき」は必要です。

だからわたしたち大人が子どものような好奇心を持ち、「あれは何だろう?」「これは何だろう?」とやればやるほど、自らを成長させるアイデアが生まれやすくなるのは当然のことです。

そして実際に、画期的なアイデアを生み出した多くの創造者たちが、やはり“子供っぽかった”ことでも知られています。

発明王のエジソンしかり。

世界的に有名なIT企業を創立したビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズしかり。

日本でもソニーを立ち上げた井深さんや、ホンダの本田宗一郎さんは、やはり好奇心の固まりでした。

ところが、本当は誰しもが脳の中に、少年や少女の心を残しています。

これを心理学では「ネオテニー」と呼んでいます。

ネオテニーがあるから、わたしたちは様々な場面で出会ったものに「ワクワク感」を持ちます。

たとえば冒険ものの映画を見て、「すごいなあ」と思う。

ちょっとしたことに対して、「どうしてだろう?」と疑問を持つ、あるいは豪華な家やクルマなどを見て、オモチャを欲しがるような感覚で「わたしも、ああいうのが欲しいな」と憧れる…。

このときわたしたちの脳内では、自らの成長を渇望する「ネオテニー」の力が湧きだしています。

しかし、大人の思考を身につけているたいていの人たちは、そんな「ネオテニー」を論理で押し込めてしまっています。

「あんな冒険旅行を自分もしてみたいな…でも、あれは空想上の物語だから」

誰しもが気づいていないのは、こうしたネオテニーの消去が、知らず知らずにわたしたちの成長の機会を奪っている、という事実です。

実はわたしは、これからの時代に本当の成功者となれるのは、こんな「ひらめき脳」のサインをムダにしなかった人だけではないかと思っています。

『脳が悦ぶと人は必ず成功する』Nanaブックス


「すなほなる をさな心を いつとなく 忘れはつるが 惜しくもあるかな」

明治天皇の御製だ。

大人になると、素直な心を失ってしまいがちだ。

素直な心は、幼心(おさなごころ)でもある。

子どもの頃は、好奇心があり、何も見ても「ハッと驚く」感性を持っている。

そして、毎日をワクワクドキドキして過ごす。

「子供っぽさを忘れることはとても惜しいこと」

大人になっても、幼心を失わない人でありたい。


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