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2014.8.23

右脳時間


心理学者、樺旦純氏の心に響く言葉より…

カリフォルニア工科大学のロジャー・スペリー博士は、さまざまな実験を繰り返し、ついに左脳、右脳それぞれが得意とする働きをつきとめた。

スペリー博士はこの研究によって、1981年のノーベル医学・生理学賞を受賞している。

それによれば、左脳は読む、話す、聞くといった言語能力、論理的思考、計算、順序、分析というような、いわゆる「学術的な活動」を得意とする。

右脳は、図象の認識や空間的な情報処理、イマジネーション、夢想、音楽的な能力など、いわゆる「芸術的な活動」を得意とするのだという。

一般にこれまでの教育では、左脳の得意分野に重点がおかれてきた傾向がある。

とくに日本では左脳偏重教育だったうえ、日本語そのものが、左脳に働きかける構造になっているということも指摘されている。

利き脳を知る最も簡単な方法は、腕組みか指組み。

さりげなく腕を組んでみたとき、左手が上にくるようなら右脳利き。

指を組んだ場合も、左手の親指が上にくるようなら、右脳利きだ。

日本のいちばん長い日とか、生涯でいちばん長い日、というような表現がある。

同じ一日でも、やっと終わったというように長く感じられる日と、あっという間に終わってしまったというような短い一日がある。

たとえば、入学試験の日は、一時間一時間があっという間にたってしまったように感じられるのだが、一日の終わりには、まるで一年も答案を書きつづけていたように、ぐったりと疲れている自分に気づいたりする。

反対に、恋人とデートした日は、一日中一緒に過ごしたにもかかわらず、さっき会ったばかりなのに、もう別れの時間がやってきたように、時間が過ぎていってしまう。

どちらも一日は二十四時間であるはずなのに、人間の受け止め方には、どうしてこれだけの差があるのだろうか。

時間感覚には、二種類あると言われている。

一つはニュートン時間。

もう一つは、ベルグソン時間である。

ニュートン時間とは、天体の運行から割り出された客観的な時間の経過であり、時計の針の刻みとイコールで流れていく。

一方、ベルグソン時間は、その人の感覚や意識によって、一瞬のように感じられることもあれば、永遠に時の流れが止まってしまったように感じられたり、一日が三〇時間にも、四〇時間にも感じられることがある。

もう、おわかりだろう。

ニュートン時間が流れているときは、左脳を働かせているときである。

また、いうまでもなく、ベルグソン時間が流れているときは、右脳がフルに活動している。

ベルグソン時間とは、イコール右脳時間なのである。

自分自身が熱中し、燃焼しているという実感のある人生、本当にやりたいことと取り組み、結果はどうあれ、その目標に向かってエネルギーを集中させてつき進んでいく。

こうした生き方を追いかけている人は、右脳時間を多く過ごし、目いっぱい満足した日々を送っているのである。

現在、あなたは、一日が短いと感じているだろうか?

生き生きとした時間の少ない人は、もっと右脳を鍛えて、ベルグソン時間をより増やすように努めたほうがいい。

充実した人生とは、どれだけ右脳を使ったかに関係しているといっても、過言ではないからである。

『逆発想の心理術』日本文芸社


「本当の自分とは自分が一番ワクワクすることを毎瞬毎瞬行動する自分です」(バシャール)

小さな子どもは、毎日がほぼすべて新しく経験すること。

だから、ワクワクドキドキと好奇心いっぱいに目を輝かせて日々を送る。

毎日を、驚きや感動で感性豊かに過ごしている人は、右脳時間が多い人。

毎日を、なんの感動も驚きもなく理性や知性や論理で過ごしている人は、左脳時間が多い人。

道端に咲いている小さな野花にも驚き感動する人…

朝の鳥のさえずりにも心躍る人…

身近な些細なできごとにもワクワクドキドキできる人…

感性豊かに、生き生きとした人生を送りたい。


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