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2014.8.2

「よかった…」とつぶやく


保坂隆氏の心に響く言葉より…

どんなことを言う場合も、まず、「よかった」と心の中でつぶやいてから、言葉を続けるクセをつけてみよう。

会社のお茶の時間。

うっかり、お気に入りの茶碗を割ってしまった。

そんな場合、いままでだったら、「ったくぅ…!せっかく京都に行ったときに買ったのに」なんて嘆き節が先に口から出て、たちまちストレスの固まりと化していたところだ。

だが、まず、「よかった…」とつぶやくと、

「落として割ったのが、自分の茶碗で本当にラッキー。課長のだったら、平謝りに謝らなければならないところだったわ」

と胸をなでおろしたりして、気持ちはスーッと楽になる。

Hさんは新米の営業マン。

いまどきの若者によくあるタイプで、つい本音が口をすべって出てしまい、得意先でも失敗が多かった。

だが、ある本で、この「よかった…」戦術を見て、さっそく実行してみることにした。

あるとき、かなりいい線まで攻めていた商談が、最終段階でオシャカになってしまった。

しかし、Hさんは、すぐに心の中で「よかった…」とつぶやくと、得意先に向かって、

「おかげさまで本当によい勉強をさせて頂きました。ぜひ、再挑戦の機会を与えてください。今回の経験を生かして、次回はきっとご満足の頂けるプランをご提示できるようにがんばります」

と心の底から自然に言うことができたのだ。

作り事や口先だけではなく、心の底から出たこうした言葉は相手の胸にもストレートに響く。

Hさんに好印象を持った先方は、ほどなく次回の商談を、Hさん名指しでもちかけてきた。

このように仕事がうまく進みだせば、Hさんのストレスは、もちろんぐっと小さくなる。

「よかった…」戦術は、意外なほど効用があることがわかるだろう。

『プチ・ストレスにさよならする本』PHP文庫


イヤなことがあったとき、まず、「最悪…」とつぶやくと、次から次へと最悪なことが思い浮かんでくる。

しかし反対に、「よかった…」とつぶやくと、よかったことを次々と探し出せる。

つまり、人の脳は、グーグル検索のように、その言葉に見合った現象をいくつも探し出してくる。

元来、物事には常に二つの面がある。

表と裏、光と影、良いと悪い、幸せと不幸、楽しいと苦しい、ポジティブとネガティブ…

どちらの面を見るかは、その人の日ごろの考え方や習慣によって決まる。

見方のクセだ。

どんなときも、「よかった…」とつぶやくことから始めたい。


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