2014.7.31 |
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学びにきている |
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東京大学医学部教授、矢作直樹氏の心に響く言葉より…
見えない世界の代表選手に輪廻転生という仕組みがあります。
生まれ変わりに関する仕組みというわけですが、そのシステムがどうなっているのか、死亡から再誕までのメカニズムに関してはさまざまな解釈があり、その情報を掲載するだけで数冊の本ができてしまうほどです。
要するに、何となくわかるようで、その本質が誰にもわからないのです。
多分、亡くなった方々はあちらの世界で「何だ、そういうことだったのか」と、皆さん一様に腑に落ちていることでしょう。
これまでに多くの人による体験談、それに基づく資料が出版物などの形を通じて多数残されており、現在も国内外で輪廻転生や臨死体験に関する情報が発表されていますので、そういう貴重な資料に注目して学び続けてはいかがと思います。
どの表現物、創作物でも共通して訴求されること、それは輪廻転生や前世という存在を踏まえて、私たちが皆「(この世に)学びにきている」という事実です。
それは今回限りじゃない、これまでも数多くあったし(回数にこだわる必要なし)、今回の人生以後もありますよということです。
これまでの人生、そして今回の人生も、それぞれにミッション(使命)があることを意識すれば、前回、または前々回、あるいはそのもっと前の人生で、自分が何者だったのかという議論にはほとんど意味がないことがわかるでしょう。
自分は特殊な存在、自分は選ばれた人、そういう意識がいかにバカバカしいかという事実にそろそろ気づかないといけません。
今回の人生が終わっても、まだまだ先は長いのです。
何度も転生し、神様と一緒に多彩なエピソードを重ねているのだと感じます。
私たちは生きているのではなく「生かされている」のです。
それは自分がどんな状況にあっても絶対に忘れてはなりません。
神様、摂理、大いなる存在…呼び方はさまざまあれども、私たちが今、この世で暮らしているのはそういう存在の恩恵、つまりおかげです。
神様と一緒にエピソードを重ねているのだと述べましたが、エピソードには良いことも悪いこともあります。
エピソードは淡々と起きるだけですが、それを私たちが「良い、悪い」と勝手に判断しているだけです。
自分がなぜ、こういう立場で生まれてきたのか、今なぜこういう状況にあるのか、そういうことの一つひとつにまで意味があります。
なぜ人間は生まれて死ぬのか、どうして生きているのか、素朴な疑問ですが、そこに意味を見出すことはとても大切です。
ボーイスカウト日本連盟の初代総長となった後藤新平氏がスカウト運動の本質について問われた際、
「人のお世話にならぬ様(よう)、人のお世話をする様、そして酬(むく)いを求めぬ様」(自治三訣・さんけつ)と言いました。
『いのちが喜ぶ生き方』青春出版社
斎藤一人さんは、よく、
「この地球という星は、行動の星だ」、という。
つまり、自分の身体を使って、実際に行動してみなければ何もわからないし、結果も出ない。
行動せずただひたすら待っていても、状況は一つも変わらない。
人生において最も大切なことは、昨日より今日、今日より明日と日々精進を重ね、成長し続けること。
つまり、日々学び続け、行動しつづけること。
「(この世に)学びにきている」
日々精進を重ねたい。 |
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