2014.7.18 |
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目の前にある何でもない小さなことに |
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石川洋氏の心に響く言葉より…
一燈園の天香さんと、最初の出会いの時、天香さんはポツンと、
「偉くならなくてもいい。
立派にならなくてもいい。
人のお役に立つ人になることである」
とおっしゃいました。
そして、
「求める心は淋しい。
捧げる心は豊である」
ともおっしゃいました。
マザー・テレサ尼が、
「大きなことをすることではない。
いま目の前にある何でもない小さなことに、どれだけ愛を込められるか、どれだけ真心が込められるか。
大事なことはそれだけです」
とおっしゃるのをお聞きしたとき、「ああ、天香さんと同じだな」と思いました。
万人、万家のお幸せを祈り、真心を尽くせるかどうかです。
いま、どれだけ真心が尽くせているかということが大事なのです。
私は、それを自分の戒めとして守らせていただいています。
仏教で「菩提心」といいますが、やはり、人のために何がお尽くしできるかということが、始めであり、終わりでもあるのだと思います。
『生きる覚悟』致知出版社
森信三先生はこう語った。
「人それぞれ役割は違います。
その役割とはその人らしく人の役に立つことです。
自分の人生の喜びは人の役に立つことによって得られるのです」
人の役に立つとは、何もボランティアをしよう、と言っているのではない。
自分の今置かれた立場、すなわち、仕事や生活の場で人の役に立つことをすることだ。
笑顔一つでも、そこに真心を込めればそれがまわりを明るくし、人の役に立つことになる。
「目の前にある何でもない小さなことに、どれだけ愛を込められるか、どれだけ真心が込められるか」
人をほっこりとさせる、「笑顔」、「愛のある言葉」、「感謝の言葉」…
人の役に立つことを考えたい。 |
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