ご注文はこちらから


パクチーのサプリメント・パクチーエナジーゴールド(コリアンダーのサプリメント)
トップページ製品紹介特長・成分会社案内特商法に関する表記買い物カゴよくある質問人の心に灯をともす


2014.7.11

フロイトの話


小林正観さんの心に響く言葉より…

1939年にフロイトが亡くなりましたが、晩年にこのようなことを言っています。

「自分たちの時代の以前に、“幸せ”とか“不幸”を論ずる人はいなかった。

“幸せ”や“不幸”というものを人々が口にするようになったのは、自分たちの時代くらいからだ。

その前の人は、全く口にしていないし、話題にもしていない」

フロイトの時代以前は、人間の心の中に、幸せと不幸という概念が湧いてきていなかったのです。

どうしてかと言うと、情報通信が発達していなかったので、他人がどういう暮らしをしているかを、知るすべがなかった。

周りの人がどういう生活をしているかを知らなければ、皆それぞれ、嫁さんをもらって、子供をつくって、家族で普通に食事をして…というように自分の生活をしていた。

それを幸とか不幸とか言わなかった。

それが、普通の人の生活だったのです。

それが、ラジオや画像として情報が入ってきたり、新聞などでそれぞれの生活がわかるようになって、周りの人と比べるようになった。

比べるようになった結果として、幸せ・不幸という考え方が論じられるようになったのです。

幸せや不幸というのは、全部人との比べ合いから始まっている、ということです。

ここのところがかなり面白い。

幸・不幸というのが、宇宙的に存在しているわけではない。

比べる心、競う心、戦う心、争う心から全部始まっている。

それをやめればいい。

そしたら、いきなり幸せが手に入るということです。

『心がなごむ秘密の話 力を抜いて生きる実例集』宝来社


嫉妬も、不満も、グチも、すべては他人との比較から生まれる。

しかし、情報化社会はどんどん進み、他人の情報はもっとわかるようになり、比較するすることはますます増えている。

そうして、年を追うごとに世の中に、嫉妬や不満やグチが渦巻くことになる。

比較しない唯一の方法は、ボーっとすることであり、力を抜いて生きること。

つまり、鈍(にぶ)くなることだ。

時に、間が抜けていたり、不器用だったり、バカになれたり、と自分を飾ることがない。

鋭(するど)すぎる人は、人から好かれない。

すぐに、イライラしたり、ピリピリしたりしてしまうからだ。

他人と比較しない人でありたい。


人の心に灯をともす 一覧へ戻る