2014.6.29 |
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「ありがとう」から始める |
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ノートルダム修道会シスター、ジャンヌ・ボッセ氏の心に響く言葉より…
毎晩寝る前に、神様にラブレターを書いています。
その日一日の出来事や出会いを振り返って、神様が私に行ってくださったさまざまな働きかけを思い出して、手紙に綴っています。
もう30年以上も続けています。
書き出しはいつも「ありがとう」(merci)。
夜、一日を静かに振り返ると、どんなにたくさんの恵みが与えられているかがわかり、ありがとうといわずにはいられなくなります。
「生徒さんとこんなお話をしました」
「カナダから手紙をもらいました」
「久しぶりに昔の教え子から連絡がありました」
などなど…毎日毎日が特別な一日だと思っていますので、たとえあまりよいことがなかった日でも、感謝です。
なぜって、その日、一日生きているだけで、もう十分ありがたいですから。
ラブレターでなくても、お手紙を書いてみませんか。
思いを文字で表そうとすると、どうしても自分の考えを整理しなくてはなりませんから、自分をじっくり見つめなおすことができますよ。
感謝の言葉から始めれば、もっとよいかもしれません。
感謝の後では、いやなことが書きづらくなるので、肯定的なことばかり書きたくなってしまうかも…。
「ありがとう」から始める手紙、どうぞお書きになってみてください。
きっとよい眠りにつけますよ。
おすすめいたします。
『しあわせは微笑みが連れてくるの』メディアファクトリー
「人生は晴れてもしあわせ、雨でもしあわせ」という、カナダ生まれの現役シスターのジャンヌ・ボッセさんは96歳。
日本で暮らして65年になる。
手紙でも、会話でも、「ありがとう」の言葉から始めれば、続きは必ず感謝の内容となる。
しかし、「不愉快だ」とか「がっかりした」というような否定の言葉から始めれば、続きは必ず不平不満、グチや泣き言、悪口や文句の内容となる。
最初はどんな言葉で始めるか、で人生は決まってしまう。
「私は幸せ」と言えば、幸せな出来事を探す。
「私は不幸」と言えば、不幸な出来事を探し出す。
「ありがとう」から始まる生き方をしてみたい。 |
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