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2014.6.28

口ぐせの心理学


医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より…

人の現在の姿というものは、その人の口ぐせの産物と言っても過言ではありません。

なぜなら、その人の考え方がその人の人生をつくっており、考え方は言葉によってつくられているからです。

自分の口ぐせを思い出してみてください。

家に帰った時に、

「あ〜あ、疲れたな…」

と言いながら、バッグや上着をベッドに放り投げたりしていませんか。

このような人は、一生「あ〜あ」の人生になってしまう危険性があります。

また、

「チェッ!ついてないなあ。運がないな…」

「もう歳だから…」

などと、こんな否定的な言葉を、いつも口にしていませんか。

私たちの脳は、自身が発する言葉を正確に読み取りますから、否定的な言葉ばかり口にしていると、そのとおりの人生になっていきます。

逆に、いつも肯定的な言葉を使い、前向きな考え方をしていれば、そのような方向へと人生は動いていく。

人生が充実したり実りあるものになるか、つらいものになるかの分かれ目は、すべて自分の言葉にあるということです。

何かにつけ「すみません、すみません」と言っている人は、一生申し訳ないという頭を下げ続ける人生を送るに違いありません。

何かにつけ「ありがとう!」と言える人は、感謝に満ちた人生を送れることでしょう。

私の友人で、今はすばらしい実業家になりましたが、かつてはどうにもお金儲けのうまくない男がいました。

彼は仕事でも趣味でも上手にやり遂げられるのですが、お金だけはどういうわけか貯まらない。

周囲の人間はみんな首を傾げていました。

じつは、彼は大変重大な誤りを犯していたのです。

たぶん育った環境がそうだったのでしょうが、彼は「お金は汚いものだ」と頑固に思っていたのです。

そういう考えを身につけていたせいで、仕事をするとき必ず「私は金儲けはうまくありませんが、仕事はまじめにやります」というのが口ぐせでした。

この言い方は相手の耳に快く響きます。

だから、彼の仕事は順調でしたが、この口ぐせを繰り返せば繰り返すほど、相手にだけでなく、自分自身にも言い聞かせることになり、その結果、彼は「金儲けの下手な自分」という自己像をつくり上げ、そのとおりの人生を歩んでいたのです。

『夢をかなえる 口ぐせの心理学』かんき出版


謙遜(けんそん)しているつもりで、実は自分を否定する「口ぐせ」は意外に多い。

「私なんかたいしたことないです」、「まだまだ未熟者です」、「お金ないけど頑張ります」、「まだまだそんな器じゃないです」等々。

口ぐせは、自分への「言いきかせ」。

ダメだ、ダメだ、と否定的なことを、繰り返し自分に言いきかせたら、ダメになるに決まっている。

人の悪口や、非難が口ぐせになっているなら、それは他人へではなく、自分に言いきかせていることになる。

よき「口ぐせ」を自らの習慣としたい。


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