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2014.6.27

いただいた命


酒井雄哉大阿闍梨の心に響く言葉より…

人はだれもが、「おぎゃー」と泣いて、生まれてくるでしょう。

生まれてきたらときには、不純なものは何もないじゃない。

年を取ってどうなろうが、この世の中に自分が生まれてきたということは真実。

大切なのは、この世で命を授かったということなんだよ。

お母さんから、命をいただいた、ということは、仏さまの世界から見たら人生に借りができたんだからね。

いま生きている人は、いままさに大事なものをいただいているんだよ。

いろんなできごとがあって、喜んだり悲しんだりできるのは、生きているからこそ。

生きる力の恵みを授かったんだからね。

それが毎日生きているのが当たり前になっちゃうと、感謝の気持ちを忘れておかしくなってくるんだよな。

大事なことは、せっかくいただいた命をいかにして生きるか、ということでしょ。

決して生きることを放棄することなく、どんな苦難があっても切り抜けていかなくっちゃならない。

そして、ひとつでもいいから世の中に対していいことをして、自分の人生にお返ししていきましょうということだな。

「一日が一生」の気持ちで、一日一日、新しい人生を感じながら歩いていけばいい。

ものごと始まったことはいつか終わる。

自分の命もいつかは死を迎える。

そのときまで、生きられるだけ精一杯生きることでしょうな。

『続・一日一生』朝日新書


酒井雄哉大阿闍梨は、五十四歳で荒行「千日回峰行」を満行。

すぐに二度目の回峰行に挑み、八七年に満行、六〇歳だった。

この厳しい行を二度満行した人は、記録の残る四百年間でも三人しかいないと言われる。

「生きているということは、誰かに借りをつくること。

生きていくということは、その借りを返してゆくこと」(永 六輔)

この世に生を受けたということは、命をいただいた、ということ。

いただき、授かったと思うなら、そこに感謝が生まれる。

しかし、自分の力で一人で勝手に生きていると思うなら、傲慢になる。

どんな人であろうと、誰かの助けや支えがあるからこそ生きていくことができる。

お陰さま、と感謝の気持ちで日々を歩んでいきたい。


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