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2014.6.17

運のある人を賞賛する


山崎拓巳氏の心に響く言葉より…

世の中の社長さんたちは、ふつうの会社員の人たちよりも、よく七福神を飾った熊手とか、破魔矢(はまや)とか、いろんな縁起物を買うもの。

パワースポットめぐりが好きな人も多い。

それは「社長になったから、縁起をかつぐようになった」ということではなく、大きなビジネスを動かしていこう、大きな流れに乗ろうという意識を持った人たちは、自分の力を超えたもの、つまり「運の力」がなければ成功しないということを、身を持って知っているからだと思うんです。

それもくじ引きみたいに「当たった!外れた!」という一回こっきりの“運”ではありません。

必要なのは、陰ながら支えてくれて、自分のことを押し上げてくれる大勢の気持ち。

そういう“運”のことを、私は「おかげ運」と呼んでいます。

“運”というものは天下の回り物です。

うまくいっている人、運気がある人のことを、賞賛すればするほど、自分のところに回ってくる順番がはやくなってきます。

反対にうまくいっている人、運気がある人のことを、

いいよな…

くやしいな…って

ねたんだりひがんだりしていると、自分のところにやってくる順番が遅くなります。

知らず知らずに嫉妬していて、気づかずに運を落としていることもあるので要注意(「無意識の嫉妬」って呼んでます)。

運がめぐってきている人をねたむと、運はあなたに嫌われたと思うのです。

それから、やることなすこと全部はずれ、みたいな、“運”にまったくめぐまれないときもある。

そんなときでも、落ち込んじゃって「もういいや!」と投げやりになってしまうと、いつか“運”がめぐってきたときに準備不足ということになり、そのまま“運”が過ぎ去ってしまうことがあります。

“運”がないときも、かならず自分にも“運”がやってくるということを信じて、やるべきことをやって、まわりの人たちと丁寧なお付き合いを続けていく。

それをコツコツできる人が、あとあと大きなチャンスをものにします。

最悪のときも、最高のときも短いもの。

結局、良くも悪くもない「ふつうのとき」が一番長い。

だからこそ、ふつうのときの過ごし方がとても大事なんですね。

『見えないチカラを味方につけるコツ』サンクチュアリ出版


人は学べば学ぶほど、自分の足りないところが見えてきて、素直で謙虚になる。

もしそうならないとしたら、まだ学びかたが足りないということ。

同様に、運”や“ツキ”のある人も、謙虚な人。

自分が運がいいのは、自分の実力ではなく、まわり人たちのおかげ、と思っているからだ。

そして、まわりに感謝するので、ますます運がよくなる。

運のある人を賞賛すると、運に好かれる。

反対に“運のある人”や“成功した人”や“お金持ち”をけなしたり、嫉妬したりすれば、運はどんどん遠ざかる。

ツイていないときに、ふてくされたり、自分の運のなさを呪ったりしても、不運を引き寄せる。

“運の神”が、自分は嫌われてしまった、と思うからだ。

どんなときも、“運”に好かれる生き方をしたい。


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