2014.5.24 |
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絶対安心の開運法 |
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心理カウンセラー、のさかれいこ氏の心に響く言葉より…
フランス映画『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』(2003年)の中で、オマー・シャリフ演じるイブラヒムおじさんは、少年モモにこう教えます。
「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになるんだ」と。
人は笑顔になると脳波がアルファ波になって安心サイクルに入り、幸せへと向かっていくのです。
まさに笑顔は幸せへのスイッチ。
「笑顔」という形から入ることで心も幸せになっていくのです。
笑顔は、人間だけに与えられた幸せのスイッチです。
人間はうれしい時に自動的にも笑顔になりますが、暗い気分の時でも自分の意思で笑顔をつくることができます。
笑顔をつくる顔の表情筋が随意筋(自分の意思によって動かすことができる筋肉)だからです。
耳を動かそうと思っても、普通は動かないですよね。
耳の筋肉は随意筋ではないからです。
でも、顔の筋肉はだれでも自分の意志で動かすことができます。
人間だけが表情筋を使って、笑顔でも怒り顔でも悲しい顔でも、自分の意志で表情をつくることができるのです。
逆に言えば、表情筋が随意筋なのは、人間は表情筋を自分の意思で自由にコントロールしていい、笑顔を自由につくってもいい、ということです。
赤ちゃんに声をかけたり笑いかけたりすると、ちゃんと笑いを返してくれますね。
あれはおかしいから笑っているのではなく、赤ちゃんの返事なのです。
「あなたのアプローチを受け取っていい気分です。あなたを認めていますよ」というメッセージを、笑顔に託しているわけです。
笑顔をつくりなさいと親が教えなくても、人には生まれた時から、本能の中に笑顔をつくる能力が備わっているのです。
日本人は特に「つくり笑顔はダメ。笑顔は心から」と言いますが、そうでしょうか?
つくり笑顔は人間である証拠で、積極性の第一歩です。
それを「心から笑わなきゃダメ」と言うから、みんな挫折してしまうのです。
笑顔をギブするほど、必ずたくさんの人から笑顔が返ってきます。
自分から笑顔を送れば送るほど、まるでブーメランのように自分に笑顔が返ってくるのです。
また、笑顔を送れば送るほど、波動の共鳴現象によってよい波動を持った人や出来事を引き寄せる、つまり「ツイテル」自分になっていきます。
この絶対的な安心サイクルにいる人を幸運な人と言うのです。
自分もまわりもいっしょに幸せにしてくれる、絶対安心の、だれひとりソンをしない開運法です。
『笑顔の魔法』青春出版社
よく言われるたとえ話がある。
自分がラーメン屋さんに入ったとき、心の中で強く強く「みそラーメンが食べたい」と念じていたとしても、注文するときつい、「しょうゆラーメン」と言ったら、しょうゆラーメンが出てくる。
これは、心の中の想念の力より、現実に出た言葉の力の方が圧倒的に強いということ。
同様に、自分はとても暗い性格で積極的ではないと思っていても、「ニッコリと笑顔」でいることができたら、まわりの人は明るくて前向きな人だと思う。
それがたとえ、つくり笑顔だとしても、心の中の本当の気持ちより、表情という「笑顔」のメッセージの方が圧倒的に相手には伝わる。
「幸せだから笑うんじゃない。笑うから幸せになるんだ」
笑顔は絶対安心の開運法。 |
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