2014.5.19 |
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センチメンタルな思い出 |
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水野俊哉氏の心に響く言葉より…
「若いころはカネとか名誉とか考えちゃいけない。そんなものは後からついてくる。どうしたら成功するかということだけを考えないと」(ドラガン・ストイコビッチ 元ユーゴスラビア代表)
サッカー選手になれば、若くして大金を稼ぐことができ、名誉を得られ、美女にもモテる。
それは事実かもしれないが、実際にはちょっと脚光を浴びたからと言って、サッカーに対する努力を怠ってしまえば、それまでである。
そうやって消えていった選手は多い。
特に若いうちは、誰もが自由に青春を謳歌する中、監督の厳しい指導の下、体格のいい男たちに囲まれて24時間を過ごしているのが実情であり、日本代表のセンターバック吉田麻也も自著で、以下のような悲痛な叫びを漏らしているほどだ。
「いいよなー、サッカー選手って好きなことやって、いい給料もらえて」
なんて言われることもある。でも僕からすると
「センチメンタルな思い出を全部削って勝ち取ったんだ!」
そう思っている。
つまり、一流になるためには自己管理ができていないといけない。
自分を管理するということは、自分の時間を管理することに他ならない。
『トップ1%のサッカー選手に学ぶ成功哲学』すばる舎
サッカーや野球といったスポーツに限らず、若くして有名になった経営者や芸術家は陰で猛烈な努力を重ねている。
そして、ひとたび有名になってしまうと、そこには多くの誘惑や罠(ワナ)がある。
その罠にはまり、遊びほうけてしまえば、転落の一途をたどることになる。
仕事であろうが、ダイエットであろうが、それらを成就するには強烈なセルフコントロールが必要だ。
「たくさん食べてダイエット」などという方法がないのと同様、「連日夜遊びしながら一流になる」というような虫がいい方法もない。
人生にとって大切なことはすごくシンプルだ。
つまり、どちらを取るか、という二者択一。
楽しみか、成功か。
大きなものを手に入れたければ、大きな楽しみを削らなければならない。
「センチメンタルな思い出を全部削って勝ち取る」
人生において、セルフコントロールはとても大事なこと。
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