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2014.5.11

脳を鍛えるには


医学博士、加藤俊徳氏の心に響く言葉より…

MRIとは、「磁場」を利用して人体の内部を撮影する技術のこと。

この技術を使えば、人体が「輪切り」になった状態で撮影されるので、脳を隅々まで観察することができるのです。

私は、この技術をもとに1万人近い人たちの脳画像を分析しました。

そして、その結果、脳に関する“ある事実”がわかったのです。

その事実とは、「チャンスを与えれば、脳はいつまでも成長し続ける」ということでした。

一般的には、身体の機能は10代から20代にかけて発達し、30代、40代から穏やかに衰えていくと考えられています。

そして、脳も同じような成長の軌跡をたどると思われています。

しかし、これは必ずしも正しくありません。

実は人の脳には未開発の部分がたくさん残っていて、そうしたエリアでは成長前の多数の脳細胞が情報や経験を吸収しようと待機しています。

この成長前の脳細胞に適切な刺激を適切なタイミングで与えれば、脳はみるみる新しい姿に変わっていくのです。

脳を鍛えるには、できるだけ多くの「経験」を積まなければいけません。

脳にとっての「経験」とは、神経細胞にどんな情報が届けれられたか、どのように栄養を摂取したか、また、環境の変化にどう対応したかなどですが、これらが豊かであればあるほど脳は個性的になります。

脳が経験を積むためには、実際の生活でもさまざまなことに挑戦しなければいけません。

たとえば、あるとき、上司から社内の雑巾がけをするよう指示されたとしましょう。

そこで、「どうして自分がそんなことをしなきゃいけないんだ!」と思ってしまったら、それは脳を使う時の「癖」に支配されているのだと気づかなければいけません。

これは、とくに学校の成績が良かった人ほど要注意です。

学校の成績が良かった人は、その成績に見合った行動を取ろうとします。

つまり、自分にふさわしくないと思う作業はやらずに済ませるか、他人に任せようとするのです。

誤解しないでいただきたいのですが、「雑巾がけ」が脳を鍛える手段だと言いたいわけではありません。

要するに、プライドや先入観が強すぎると、行動の選択肢を狭め、脳を使うチャンスを減らすことになるため、結果として脳の成長を妨げてしまいかねない、ということです。

あなたのまわりにも、学校の成績は良かったのに、社会に出たらまったく冴(さ)えなくて、仕事の成績も伸び悩んでいるという人はいないでしょうか。

そういう人は、学生時代に重視されていた、いわば「学校脳」の影響をいまだに強く受けていて、学校の勉強の延長線上でしか脳をつかえていない可能性があります。

ですから、脳を鍛えるときには無用な制約を外して、できるだけ自由な発想を持つことが必要なのです。

『脳の強化書』あさ出版


「馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる」というアントニオ猪木の言葉がある。

馬鹿になるとは、素直になることであり、自分の殻(から)を破りさらけだすことだ。

見栄(みえ)やプライドが邪魔(じゃま)して、自分をさらけ出すことができない人は多い。

自分の殻が硬い人は、感情や感性が鈍(にぶ)くなっている。

つまり、驚きや、感動や、笑いや涙の少ない人。

「プライドや先入観が強すぎると、行動の選択肢を狭め、脳を使うチャンスを減らすことになる」

脳を鍛えるには、自分の殻をやぶり、自由な発想を持つことが必要だ。


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