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2014.3.24

成功のための未来予報


神田昌典氏の心に響く言葉より…

高校を卒業する頃、私は先を見通すといっても、ほんの2,3年が限度でした。

しかも、それはまわりの大人が、現在の延長から語っている未来。

その現状からの延長線上の未来が正しいわけですから、それとは違った生き方を選択すると、まわりからは変人だとか、宇宙人だとかいわれてしまいます。

でも、それが30年たってみれば、現在は、過去の延長線上には、まったくないことに気づきます。

30年前に、変人とか宇宙人とか呼ばれた人こそ、いま元気よく活躍できる世の中になってきている。

私はふだん、経営者、会社の社長さんを教えています。

会社の社長さんというと、ネクタイをきちっと締めたスーツ姿の人を想像するかもしれませんが、私が指導している経営者の多くは、ベンチャー企業といって新しい事業をつくる人たちです。

仕事を通じて、理想の未来を想像しよう、よりよい地域社会を想像しよう…そういう人たちが、私のお客さんです。

そいう社長さんにはお金持ちの人も多いですが、その人たちは、東大卒だと思いますか?

慶応卒、早稲田卒だと思います?

実際のところ、高学歴の人たちは、新しい仕事をつくり出す側にはあまり立ちません。

新しい仕事をつくり、そして、人の上に立っていく人、すなわち社長、経営者に多いのは、一流でなく、二流、三流の学歴。

中卒や高卒の社長は、現場から叩き上げて伸し上がってきたことが明白なので、かえって尊敬されることも多い。

高校受験、大学受験のときには、偏差値で、自分の将来が決まってしまうような錯覚に陥(おちい)ることがあるかもしれません。

「いまのままでは偏差値が低くて、いい学校に行けない」

そう考えると、いい会社にも就職できないし、だから自分はここまでなんだという枠(わく)を設けることになってしまいます。

でも、そんな枠は、金輪際(こんりんざい)はずしてください。

自分を閉じ込める必要はまったくない。

未来の活躍には、学校のレベルは関係ありません。

2万人を超える社長と出会ってきた私が、保障します。

誤解を避けるために言っておきますが、私は「偏差値なんか関係がないから、勉強するな」「学歴なんか関係ないから、大学には行くな」と言っているわけじゃないですよ。

自分の人生を、他人の尺度に委(ゆだ)ねるな、と言っているのです。

実際、勉強は、とても大事です。

成功する人は、誰でも勉強熱心ですよ。

音楽家も、スポーツ選手も、バレリーナも、画家も、歌い手も、お笑い芸人も、ラーメン店員も、宅配便の配達人も、優れた人は、ほんと知的好奇心旺盛(おうせい)。

正直、権威に甘えた高学歴のエリートとは比較にならないほど勉強しています。

こういう人たちは、偏差値や学歴に自分の未来を委ねたのではなく、自分にしかできないことを追い求め、やりつづけた結果、まわりが彼らに未来を見いだすようになったのです。

私たちは、自分が望めば、どこにでも行ける。

選んだ未来へと、誰もが行けるようになっている。

そんな歴史上かつてないほど恵まれた時代に生まれ、世界の模範になっていく国、日本に生まれている。

未来は突然、生じるわけではなく、いま現在のこの瞬間にも、小さな種が蒔(ま)かれているのです。

ですから、その種から、小さな芽が出ていることや、少し葉っぱが出はじめたこと確認できれば…何年後に、どのくらいの木に育っているか、どんな花芽(かが)をつけているかというのが予測できることになります。

私は、ここ数年間で、時代は大きく変わると考えています。

過去140年を見ると、本当に時代が変わるときには、世の中がひっくり返るほどの変化が起こる。

しかも、それは政治体制の変更を伴っていて、どう生きるのが正しいのか、という価値観の大転換が起こっているのですね。

この歴史の転換点の直前、17歳だった子どもは、どう考えたか?

幕府体制のもとで出世しようと思った子どもは、一生懸命、剣術を学んだかもしれない。

しかし、その数年後に、帯刀(たいとう)を禁じられることになった。

大日本帝国のもとで出世しようと思った子どもは、「陸軍大将になりたい」と思ったでしょう。

しかし、その数年後には、東京裁判で戦犯扱いです。

つまり歴史の転換点では、賢い生き方だったはずのものが、突然、世の中から見放される。

成功の条件がまったく変わってしまうのです。

(2013年12月19日、栃木県宇都宮白楊高等学校にての講演録より)

『成功のための未来予報』きずな出版


神田昌典氏は、かつてさまざまな予言(予報)を的中させている。

2013年のセミナーでは、「今年はオリンピック招致が決まることを前提に、経営しはじめよう」と呼びかけた。

また、「これからは親よりも子どものほうが稼げる時代になる」とも予想しているが、本当にそうなってきた。

事務所も社員もいらない。

スマートフォンで仕事がまわってしまう。

だから勤続30年の大人よりも、ネットに詳しい高校生のほうが稼げてしまう。

とも、語っている。

かつて、日本で大学生の人気ナンバーワン企業は、石炭産業だったことがある。

同様に、それが繊維産業だったりもした。

だから、今、学生が殺到している業種や会社は、将来ダメになる可能性がある、ということでもある。

大変化の時代には、自分が抱えてる思い込みや、しがらみという荷物を捨てなければならない。

重い荷物を抱えていては、時代の変化という、大きな谷間を跳(と)び越すことができないからだ。

インターネットの登場は、過去何百年の変化を軽く上回る大変化だ。

新たな時代への移行にそなえ、時に、過去の延長線上にあることを否定する勇気も必要だ。


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