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2014.3.13

面白いと思ってもらえる人


野呂エイシロウ氏の心に響く言葉より…

相手のニーズを聞かず、闇雲に自分がやりたい企画を提案してもうまくはいきません。

たとえば僕が番組プロデューサーに企画を提案するときは、次のいずれかのキャッチフレーズを駆使することになります。

A「これ、某局で視聴率15%をとった企画のアレンジなんですが…」

B「これ、まだどこの局もやったことがない企画なんですが…」

どちらのフレーズがおもしろそうですか?

じつは正解はありません。

どちらがおもしろそうかを決めるのは、僕ではなく、プロデューサーです。

手堅く2ケタの視聴率を狙おうと思っている相手ならAに興味が湧くし、大コケのリスクを冒しても20%超えに挑戦するような、攻めの姿勢の相手ならBを「おもしろそう」と感じるはずです。

当然、長年テレビ業界でやってきた僕は、担当番組のプロデューサーの性格は知っているので、AとB、相手が興味を持ちそうなほうで語りかけます。

あなたの話を「おもしろい!」と決めるのは、あなたではない。

相手です。

仕事でも、恋愛でも、仲間との関係でも、「あの人の話はおもしろい!」と思ってもらえれば、大抵のことはうまくいきます。

ご存知のように、モテる男の条件の第1位は、いつの時代も、どんな調査でも「話のおもしろい人」です。

女の人が「おもしろい!と感じる男性」とは、正確に言えば「“私”がおもしろいと思うことをしゃべってくれる男性」です。

ある男性の話は、Aという女性にはおもしろくても、Bという女性にはつまらないかもしれない。

先ほどのプロデューサーにも2つのタイプがいる、というのと同じです。

面白いと思ってもらいたいのなら、目の前の相手のことを知って、それに合うように自分を変化させればいいわけです。

会話の達人になるためには、何を話すかよりも、相手の「波長」によって話し方を変えられるかどうかがポイント。

だって、おもしろいかどうかを決めるのは、相手なのですから。

だから、相手の状態や好み、性格を観察し、見極めることがとても大切になってくるのです。

相手によって話し方を変えると言うと、「相手次第で態度を変えるヤツ」と、不誠実な対応ととらえられがちです。

でも、それは誤解です。

会社で上司や同僚、取引先と仕事をしている、ふつうの会社員のケースを想定してみます。

家では奥さん(ご主人)や子どもと生活をしています。

では、上司と自分の子どもにまったく同じ話し方をする人はいるでしょうか?

奥さんと同僚では?

異なっていなければ、そのほうが気持ち悪いですよね。

僕は、クライアントの人柄や業種などによって服装を変えます。

テレビ局に出向くときは堅くなりすぎないようネクタイをしませんが、広告代理店や金融機関に出向くときは必ず締めます。

人は「自分に合わせてくれる人」を自分に合った、理想の相手として意識するのです。

『「話のおもしろい人」の法則』アスコム

田中真澄氏が提唱する、「傾聴の三動作」と言われる動作がある。

それは、「うなずき、あいづち、驚きの表情」。

相手の話を聞くときは、大げさにうなずき、あいづちをいれ、そして驚きの表情で聞く、ということ。

つまり、相手の波長に合わせること。

「あなたの話を『おもしろい!』と決めるのは、あなたではない」

相手に好かれるには、相手の好むことをよく勉強し、相手に合わせる。

おもしろい人は、多くの人から好かれる。


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