2014.2.3 |
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スピードを上げると、人気者になる
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中村将氏の心に響く言葉より…
僕は京都に自宅があるので、東京でセミナーを開催したり、打ち合わせに出向くときの移動に、かなりの頻度で東海道新幹線を使う。
その際、乗るのは、ほぼ「のぞみ」。
どうしても席がとれない場合は「ひかり」だ。
理由は単純明快、「スピードが遅いから」。
先日、新幹線のホームで自分の乗る「のぞみ」を待っているとき、ふとガラガラの座席の「ひかり」が視界に入った。
そのとき、気づいた。
あ、これって、人間も同じだ!
スピードを上げると、人気者になる!
「人に好かれる」
「誰からも重宝される」
手っ取り早く、そうなりたいなら、どんなことでもかまわない。
ほかの人に比べて早いスピードで、物事をやってしまうことだ。
すると、たちまち、人に好かれるようになってしまう。
たとえば、
●明日締切の仕事を、今日中にやり終える
●納期よりも3日早く納品する
仕事を早く終わらせると、自分自身も気分がいい。
でも、こんな立派なコトでなくても大丈夫。
●お使いを頼まれたら、歩くのではなく走って買ってくる
●トイレから早足で戻ってくる
●返事を間髪(かんぱつ)をいれずにする
●電話をすぐにとる
この程度のコトをしっかりとやるだけで人気者になれる。
たとえば想像してみてほしい。
上司から、こんな小さな頼まれごとをされたとき。
「悪いけど、お茶いれてくれる?」
…間髪をいれずに…
「はい」
…スッと立ち上がり早足で給湯室まで行って戻ってきて…
「はいどうぞ。熱々です」
間違いなく好かれてしまう。そして、重宝される!
鈍行列車は軒並み赤字にもかかわらず、新幹線は稼ぎ頭で、子どもたちにも大人気!
そう、スピードは愛されるんだ。
仕事だけじゃなくて、日常のスピードも上げてみよう。
●目が覚めて、布団から出るまでにかかる時間
●着替えをする時間
●朝、同僚にあいさつするタイミング
●歩く速さ
●友だちにメールの返事を送るまでの時間
●回覧板をお隣の家に回すまでの時間
あらゆることで、スピードを追求してみよう!
『寝る前に読むだけで イヤな気持ちが消える心の法則26』中経出版
どんなことでもスピードを上げると、そこに驚きや感動が生まれる。
中村文昭氏の言う「人の予測を上回る」ことになるからだ。
人から頼まれたこと、提出物、メールや手紙の返信、等々。
レスポンス(反応や返事)が早い人には、仕事が集まってくる。
信用があり、好感されるからだ。
自分が会の幹事などをやってみれば、すぐにわかることだが、相手の負担を軽くし、相手のことを考えてくれる人だということ。
人の予測を上回るようなスピードを追求する人でありたい。 |
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