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2014.1.25

二つの「ソウゾウリョク」

宮島達男氏の心に響く言葉より…

美術とは、私たちが「見ることで学ぶ」偉大な学問だと思います。

知能だけではなくて、世界を五感で理解していく。

そういうことを人間に教えてくれる教育です。

文豪ゲーテも、数千点と言われるデッサンを残している。

彼は政治家をやっている時代でも、時間を見つけ、絵を描き続けていた。

彼は、「知識と感性を磨いて世界を認識することが重要である」と考えていました。

たしかに、美術に限らず、およそ芸術というのは、二つの「ソウゾウリョク」を鍛えるものです。

一つは、「想像力」。

つまり、人を思いやり、他者の痛みまでも自分のこととして想像できるイマジネイションの力のこと。

この力は、人々のニーズを的確にとらえ、人々や社会の課題を掴む力でもあります。

そして、もう一つは、「創造力」。

これは、新しいものを生み出す力、クリエイティビティの力です。

これは、難しい課題や困難に直面した時、新しい発想で問題を解決できる力であり、イノベーションできる力でもあります。

さらに言えば、この二つこそ、人間と人間が差異を超え、共感し、他者と繋(つな)がって新しい価値を生み出せる力、平和的に人間同士の協和を生む原動力だと思います。

だから、子どもたちに芸術の教育が必要であるし、美術の教育もとても大切なのです。

ところが、今、日本の小・中・高校の教育現場では、公立学校を中心に美術の授業時間が削減されたり選択制になったりしています。

驚くことに、今や専任の美術の教員を常勤で置いている学校のほうが少ない。

ある学校では、社会の先生や国語の先生が、美術も担当して教える。

そんな状況になってしまった。

これはまさに美術教育の危機、いや、人間や社会にとっての危機だと思っています。

では、どうすればよいのか。

私は、美術教育活性化のためには、二つの方法論があると思います。

第一に、小・中・高校の美術教育自体の改革です。

美術が人間にとっていかに意味があるものか、社会にとっていかに必要であるかを理解できる「教育コンテンツ」の研究を重ねることです。

第二に、美術そのものの魅力や存在意義を社会にインパクトと夢でもって発信できる“トップアーティスト”を世にたくさん輩出することです。

たとえば「なでしこジャパン」が活躍することによって、女子サッカーに対する注目が格段に上がりました。

サッカーをやってみたいと思うようになった女の子も増えましたし、大人たちの意識や競技の環境もずいぶん変わった。

あんなふうにトップアーティストたちが世界で活躍するようになれば、芸術や美術に対する日本社会のまなざしも変わっていくのではないでしょうか。

『アーティストになれる人、なれない人』マガジンハウス


「人間に想像力がある限り、この遊園地は完成しないんだよ」(ウォルト・ディズニー)

すべての物事は、想像力がある限り、必ず進歩し、それで終わり、ということはない。

商品も、店舗も、売り方も、業態も、そして芸術も、学問も…

「一貫性とは、創造力がない者たちの最後の拠り所である」(オスカーワイルド・英国の劇作家)

創造力がない人ほど、前例や古い規則を頑固に守り、新たにチャレンジしようとする人を抑えつける。

芸術に限らず、事業活動にも、人としての生き方にも、最も必要なことが、この二つの「ソウゾウリョク」。

想像力と創造力さえあれば、どんな難局にも対処できる。



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