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2014.1.24

はみだす力

スプツニ子さんの心に響く言葉より…

イギリスの大学生には、夏休みになるとインターンシップをする人が多い。

アルバイトというより、働くとはどういうことをかを、職場に入ってみて実感することが目的。

無給の場合も多いが、興味ある業界でインターンをすれば、進路決定の役に立つ。

大学一年が終わる夏休み、私もやってみることにした。

その時に思ったのが、インターンやアルバイトスタッフを募集していない会社にこそ応募しようということ。

向こうのニーズがあるところより、何もないところに自分から声をかけたほうが、チャンスはあるんじゃないか。

募集しているとライバルがいるけれど、募集がなければ競争相手はゼロ。

会社側にとっても思いがけないアプローチだから、「あれ?この子いいじゃん、とってみようか!」とおもしろがってくれるかも、と考えたのだ。

最近いろんな大学生に就活の相談をされるけれど、この話をすると「え、募集してないのに応募するんですか!」とびっくりされる。

私はその反応に、逆にびっくりしてしまう!(笑)

ドアがちゃんと開いていて「ここに一列に並んでください」って看板があるところに並ぶだけが、就活じゃないと思う。

気になる仕事や会社があれば、募集してなくても書類を送り、自分からドアをノックしたっていいんじゃないだろうか?

会社のほうだって情熱がある人がほしいから、そのガッツを買われるかもしれない。

もちろん、その会社のことを何も知らなかったり、数打ちゃ当たるなんて発想は論外だ。

でも、自分が本当に興味があり、きっとその会社の役に立てると思うなら、遠慮することはない。

断られたら別のドアをまたノックするだけ、失うのもは何もない。

履歴書と一緒に、テクノロジーアートの未来にかける思いを書いたA4のプリントアウトを添えて送った。

ほとんどの会社が無視で、反応があっても「インターンシップって何ですか?」って感じのところも多かったけど、3社からよい返事をもらえた。

その一つがI社で、デジタル系の広告制作会社だった。

「君、おもしろいね。社長が会いたがってるよ!」

と連絡をもらい、面接に行った。

幸運にも社長に熱意を買われ、「明日から来てみなさい」となった。

閉じていたドアが、開いた瞬間だった。

《たたけば開く、ドアもある》

『はみだす力 スプツニ子!』宝島社


スプツニ子さんの父親は日本人、母親はイギリス人で、ともに数学教授。

小中高と、学校ではかなりひどいいじめにあったが、17歳の時に渡英。

そして、イギリスの大学の数学科を卒業後、28歳で世界1の理系大学マサチューセッツ工科大の助教となる。

スプツニ子さんの「はみだすヒント」にはこんな言葉がある。

「『みんなと一緒』じゃなくていい」

「『普通』を疑う」

「誰とも違う『自分』になる」

「好きでもない相手に嫌われたって、気にしない」

「今いるところが世界のすべてじゃない」

「闘いはピースフルに」

「たたけば開く、ドアもある」

「おもしろいものが集まる場所に行く」

「理由をもってルールを破る」

「やりたいことをやるために、お金もちゃんと稼ぐ」

「前進のない『楽しい今』は捨てる」

「願いは口にする」

「自分の力の10倍をイメージしてふるまう」

多くの産業やモノが成熟した現代、誰とも違った創造性が問われている。

今まさに、「はみだす力」が必要だ。



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