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2014.1.18

スパルタという国

立花大敬氏の心に響く言葉より…

古代ギリシアに、スパルタという国がありました。

この国は強国になって、ギリシア全土を支配せんという野望をもっていて、そのために国民の知的、身体的能力をさらに高めようとしたのです。

そこで、生まれてきた子を検査して、弱く生まれた子、知恵遅れで生まれた子は、郊外の山中に運んで捨てたのだそうです。

で、どうなったのかといいますと、ギリシアの国々の中で、スパルタが一番最初に、あっけなく滅びてしまったということです。

私たちの国も、世界も、もし、これは役に立つ、いや立たたぬと効率ばかりで判断して、後向きのシッポを次々切り捨てるようなことを続けてゆけば、やがてスパルタのようになってしまうことでしょう。

「この世の中には、用のないもの置いてない」と言う言葉があります。

目先、当面は、この人、このモノが何の役に立つのか、私たちの浅はかな頭では分からないとしても、“人類の魂(神)”の眼から見たら、その人、そのモノがそこに置かれている、存在しているという事に、きっとちゃんとした意味と意図があるんですから、決して近視眼的な判断で切ってしまってはいけないのです。

そうすれば必ず反動がきますから。

聖書に、「大工たちが役に立たぬと捨てた石、それが隅(すみ)の土台石になった。これは主(神)のなされたことで、我々の目には不思議である」とあります。

イエスさんは、もと大工さんだったのだそうで、いわば、“大工たちが役に立たぬと捨てた石”だったのです。

そんな役立たず、お荷物の石が何と人類を救い、支える土台石となったのですから、その当時の人が現代にやってきてキリスト教の歴史を知ったら、「あいつが!」と不思議でしょうがないでしょうね。

ですから、私は軽々しく人を判断、評価しないでおこうと自ら戒めているのです。

神ならぬ身ですから、神さまの計画、布石の全貌はとても知ることができませんから、どんな人が、将来どんな役割を果たすことになっているか、私にはとても分かりませんから。

『ひとついのち 大敬先生《しあわせ通信》第三集』本心庵


スパルタ教育とは、古代ギリシアの国家、スパルタからきた言葉だ。

7歳から厳しい軍事訓練をして、脱落するものを容赦なく切捨てていったという。

働きアリの法則というのがある。

2:6:2の割合で、よく働くアリ:普通のアリ:働かないアリ、がいるという法則。

不思議なことに、よく働くアリだけを集めても、いつの間にか、2:6:2の割合で、普通のアリも、働かないアリもできるという。

野球やサッカーなどのスポーツのチームでも、最強の人だけを集めたのに、なぜか勝てない、などという例は多くある。

「損か得か 人間の ものさし うそかまことか 仏さまのものさし」(相田みつを)

役に立つか立たぬか、効率的か非効率か、は人間のものさし。

「この世の中には、用のないもの置いてない」

すべてのことには意味がある、と思い定めたい。



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