2013.12.6 |
|
旅と人生はよく似ている
|
|
本田直之氏の心に響く言葉より…
ガイドブックが紹介する場所は、誰かにとって都合のいいところだ。
観光客だらけのレストランは全然うまくない。
少なくとも地元の人は行かない。
旅と人生はよく似ている。
ツアー的な生き方をする人間は、みんなが行くところに行きたがる。
会社選びも、食事をする場所も、家を買うことも、保険に入ることも、株を買うことも、何歳までに結婚するべきかどうかということまで。
どれも「本当にわかっている人ならば選ばないようなもの」ばかりだ。
それでも、“これで満足だ”と思わされている。
たった一度だけでもいい。
ガイドに頼らず、自分で情報を集めて、自分で探してみてほしい。
本当はもっといいものなんて、この世にいくらでもあるんだということを、身をもって知ることだろう。
「穴場だと紹介されている場所も、すでに本当の意味での穴場ではない」
『思考をやわらかくする授業』サンクチュアリ出版
「人の行く裏に道あり花の山」
という、株の格言がある。
人と、違う道や、逆の道を行ったり、人が注目していないことに目を向ける、ということわざ。
ビジネスにおいても、生き方においても、人と同じ事をしていては一頭地を抜きん出ることはできない。
変化の激しい現代は、「みんなと同じ」、という無難で安全そうな道を進むことが、かえって危ない道となることがある。
ついこの前までは花形で一番人気だった業界や会社が、技術革新やITの進化などで倒産寸前、などということも珍しくないからだ。
「旅と人生はよく似ている」
自分のアンテナをしっかりと立て、自分の意志で人生を旅したい。 |
|
|