2013.11.17 |
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魅力の出しっこゲーム
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
「魅力的って、どんなことですか?」っていうと、たとえば、男の人と女の人がドライブしているとするよね。
その女の人が、眠くなってウトウトしたとする。
そのときに運転している男が、「オレ、隣で寝られるの、嫌いなんだよ!」って言ったとする。
でも、それって、魅力的ですか?
あなたの言ってることって、魅力的ですか?
「眠いなら、寝てていいんだよ」
「安全運転でいくから、ゆっくり寝てな」
と言うのと、どっちが魅力的ですか?
小さなことだけど、すごく大切なことなんですよ。
魅力ってそういうことの連続なんです。
人に会ったら、その人の役に立つことをする。
その人に親切にする。
愛のある言葉をしゃべる。
そういうものの積み重ねが魅力です。
人に会ったときって、「魅力の出しっこゲーム」みたいなもんです。
「今日は何点、魅力出しました!」「明日は、何点出せるかな?」って、自分の中で魅力の新記録を作っていくんです。
そうやって「ゲーム」だと思っていると、人に親切にすること、やさしくすることが楽しくなるんです。
ほとんどの人は、自分が成功したり、お金を持ったりすると、いばったり、人が自分に気を遣ってくれることを当たり前だと思ったり、そのことを自慢に思ってしまうんです。
そんなの、かっこ悪いですよ。
誰かに愛されるためには、愛される行為っていうのが必要なんですよ。
愛するだけだったら、ストーカーにだって、できるんですよ(笑)
その愛される行為が、素敵なんですよ。
その愛される行為が、その人の魅力なんです。
その愛される行為が、強運を呼ぶんです。
『強運』PHP研究所
人に嫌われることばかり言ったり、いやがられることばかりする人のまわりには、人は寄り付かない。
嫌味を言ったり、すぐ怒ったり、いばったり、愚痴や、悪口、不平不満、文句を言ったりするような人だ。
どんなときも、相手を喜ばせようと考える人、愛のあるやさしい言葉を使う人、人の気持をパッと明るくする人、そういう人に、人は魅力を感じる。
「和顔愛語(わがんあいご)」という仏教の言葉がある。
和顔とは、和(なご)やかで、やさしい顔、そして笑顔。
愛語とは、人に対して心のこもったやさしい言葉をかけること。
人に会うときは、「魅力の出しっこゲーム」。
日々、和顔愛語の実践をしたい。 |
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