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2013.11.10

生まれ変わり

医師、矢作直樹氏の心に響く言葉より…

東大病院の救急で、あるいは東大病院に来る前の勤務先で、私は多くの方を看取ってきましたが、今まさにこの世にお別れを告げようとしている人は、まるで何かを見つけたような、ちょっと驚いたような表情に変化する方が少なからずいらっしゃいました。

何かを見て顔をほころばせたように思えた方もいらっしゃいます。

お別れの時が近づくと、ちょっと不思議な経験をすることもあります。

在宅緩和医療の第一人者と称される岡部健先生のグループは、10年以上かけて医療スタッフや研究者の協力を得た上で患者さんの家族にアンケート調査をおこなってきました。

調査のテーマは、「お迎え現象」です。

すでに亡くなっている両親や身内が枕元に立つ、姿を見せる、といった現象です。

調査(回答者数は541人)では、自宅で亡くなった方の42%が何らかのお迎え現象を経験したそうです。

うち52%が肉親など身内を迎えたそうで、なかには光、あるいは仏といった崇高な存在との遭遇も報告されています。

仏教には「三世因果」という考えがあります。

三世とは、前世、現世、来世という仕組みを指しますが、何らかの原因があって結果がある、といったそうした仕組みを詳細に理解できなくとも、そういうものなのかな、と軽く信じるだけでいいのです。

この人とは前世でも何らかの形でご縁があったのだろう、だから今(現世)、こうして一緒にいる、そして来世でも何らかの立場で関わるのだろう…、そう考えるだけで、これまでの時間、さらに現在の時間が価値あるものへと変化します。

私たちは、肉体死を迎える際、いわゆる「私たちの本体」である魂が肉体から抜けて元いた世界へといったん戻り、そこで次の生へと向う準備をすることになります。

これが輪廻転生です。

こういう話をすると、初めて聞かれる方はびっくりされるかもしれません。

しかし、そろそろ本当のことを知るべき時代が来ているということ、本当のことをちゃんと知らないと、死ぬことが「つらさ一辺倒」である事実がいつまでたったても変わらないということを考慮し、私自身もあえて書いています。

だからと言って、今回の人生を粗末に適当にやり過ごそうなどと思っていません。

今回の人生は今回限りだからです。

それがいつかはわかりませんが、肉体死を迎えるその瞬間まで、私は全力で生きようと思っています。

『「あの世」と「この世」をつなぐ お別れの作法』ダイヤモンド社


「ブーメランの法則」という言葉がある。

投げたものは必ず自分に返ってくる、すなわち自分の言ったことは、自分に返ってくるということ。

それは、「因果応報」であったり、「自業自得」、「身から出た錆(さび)」という言葉にもある。

たとえ現世で投げたものが返ってこなくても、次の世で返ってくる、というのが輪廻や、生まれ変わりの考え方。

それを信じるか信じないかはその人の勝手だが、信じた上で、この世で徳を積む生き方をした方が自分も周りの人も気持がいい。

周りの人に嫌われて生きるのか、好かれて生きるのか、の違いだ。

今世で、何度も会うような人や、長い時間一緒にいる人が周りにいたとしたら、それは前世からの深いご縁がある人。

同じ生きるなら、ご縁のある人に好かれる生き方をしたい。



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