2013.10.24 |
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お金の勉強
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斎藤一人さんの心に響く言葉より…
世の中には、「いい人」と呼ばれる人がいます。
やさしくて、どんな人にも親切で、困った人を見ると放っておけない人。
愛のある、すばらしい人です。
ところが、こういう人たちが、すべて成功しているかというと、残念なことに違うのです。
これには、神さまからのメッセージがあります。
それは、「いい人の部分は大事にしながら、さらに学ばなければいけないことがあるよ」ということです。
では、さらに学ばなければいけないことは何でしょうか?
それは二つあります。
ひとつは「お金のこと(経済)」です。
いい人なのに、お金が入ってこない…というのは、あなたが「よかれと思ってやっている何かが、まちがっている」ということです。
あと、ひとつ、学ぶべきことは「人間関係」です。
「いい人」は、やさしいので、すべての人にやさしくすることがいいことだと思っています。
でも、そうではないのです。
あなたのエネルギーを奪っていくような人や、あなたをなめてかかるような人にまで、やさしくしてはいけません。
自分が嫌われないように、「ビクビクした波動」を出すこともありません。
あなたと波長の合う人とだけ、楽しくやっていけばいいのです。
実は、「いい人」こそ、成功して豊かにならなければいけないと私は思っています。
なぜなら、「いい人」のところにお金が集まれば、「いいこと」にお金を使うからです。
「ろくでもない人」のところにお金が集まれば、「ろくでもないこと」にお金を使うでしょう。
また、お金がなければ、愛する人が困ったときに、助けてあげることができません。
「お金(経済)に強くなる」ために、最初にしなければいけないことは何でしょうか?
それは、“赤字”を出さないことです。
いままで貯金をしたことがない人は、いままでより少ない金額でやりくりする工夫をして、月に1万でも、2万でも、貯めていく。
それができれば合格です。
それだけを心がけていればいいのです。
この「マイナスをつくらないこと」は、商売や仕事をやるうえでも、もっとも大切なことです。
商売や仕事で使うお金のことを「出金」といいます。
この「出金」を、最初から、できるかぎり減らすことです。
「儲け」を出す前に、商売道具にお金をかけてしまうことは、一番やってはいけないことですからね。
『人とお金』サンマーク出版
今年10月、伊勢神宮では20年に1度の御遷宮が行なわれた。
約1300年にわたって営々と続けられている行事で、今年は62回目の式年遷宮となる。
東の御敷地から、西の御敷地に遷(うつ)られたが、それを米座(こめくら)から、金座(かねくら)に御遷りになった、という言い伝えがあるそうだ。
米座の時代は、平和で心豊かな「精神の時代」で、金座の時代は、動乱と激動の「経済の時代」。
いよいよ、これからの時代は、精神だけでなく、誰もが経済やお金を学ばなければならない時代に入ったようだ。
「入るを量(はか)りて出ずるを為す」という言葉がある。
収入がどれくらいあるかを計算し、それに釣り合った出費をすることを言う。
「お金の基本は、まず赤字を出さないこと」
いい人であればあるほど、お金の勉強は必要だ。 |
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