2013.10.21 |
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地味な努力
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田中真澄氏の心に響く言葉より…
「地味にコツコツ
泥臭く
一点集中
コツコツ
コツコツ」
人間を弱者と強者に分けると、私たちのほとんどが弱者。
弱者は強者に負けるのが普通ですが、世の中には弱者が強者に勝つか共存のケースが幾らもあります。
その場合の弱者には次の二つの戦略があります。
@一点集中の生き方
一つの分野に絞って努力し、実力を養えば、強者に立ち向かうことができる。
Aコツコツと継続する生き方
弱者は顧客第一主義に長時間労働を厭わず、地味に・コツコツ・泥臭く働き続ける。
大企業の狭間で勝ち続ける零細企業の共通点は得意機能に絞った生き方です。
『田中真澄の88話』ぱるす出版
田中真澄氏はこう語ります。
200年以上続く老舗が世界には5586社あり、その3146社は日本にあります。
因みに2位はドイツ837社、3位はオランダ222社。
老舗に共通する生き方(商法)は次の三つ。
○目立たず
○無理せず
○背伸びせず
(以上、同書より)
昨今は、目立とうとする人が多い。
目立つということは、滅多にないこと、珍しいこと、特殊なことを強調すること。
その反対の目立たないことは、地味な努力や、コツコツと継続することなど。
ニュースも同じだが、滅多にないことだからこそニュースになる。
そして、多くの人は、派手なニュースに目を奪われてしまう。
だが、目立たないことにこそ本当は価値があるのだが、その事実を我々はつい忘れてしまう。
「桃栗三年柿八年 汗と涙で十三年 それでも駄目なら 二十年 成就するまで あきらめず」(田中真澄)
一点に集中し、コツコツと地味な努力を重ねたい。 |
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