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2013.10.13

体は神からの借り物

筑波大名誉教授、村上和雄氏の心に響く言葉より…

自分の体は自分のものだと思っているかもしれませんが、実は私たちの体はすべて借りもの、要するに“レンタル”なのです。

レンタルですので、期限が来れば返さねばなりません。

これが「死ぬ」ということです。

貸し主は地球、宇宙、そして神です。

体は地球や神からの借りものという考えは、昔から日本にあります。

神は、私たちに体を貸した際、レンタル料、まあ利息と表現してもいいですが、そういうものを取るようなケチ臭いことをしませんでした。

すべての人に対して無償で貸してくれたわけです。

それでは、借り主は誰でしょうか?

あなた?

あなたというのを仮にあなたの体と表現すると、体は60兆個の細胞でできており、それらは1年くらいで1度全部入れ替わりますから、そういう主体性のない存在に借りる権利はありません。

では、心?

そう思うかもしれませんが、そうではない。

なぜなら、心はしょっちゅう変わります。

細胞と同じです。

入れ替わるというか、心はその時の状況や感情でどんどん変化します。

昨日の考え方は、今日にはありません。

こんな不安定なものに体を貸せるわけがありません。

すると、残っているのは魂しかありません。

「三つ子の魂百まで」と言いますが、「三つ子の心百まで」とは言いません。

心も体も日々、入れ替わっているからです。

心は、確かに私の一部ではありますが、毎日変わります。

死ぬと、くやしい、さびしい、嬉しいといった心はなくなりますが、魂はなくなりません。

こう言うと、死後世界の問題は医学や遺伝子とは何の関係もない、見当外(はず)れだからよそでやれ、そもそも宗教学で議論せよとなるわけですが、よく考えてみてください。

人間は心だけで動いているわけではないのです。

潜在意識という、自分の意思(顕在意識)ではどうしようもないようなもので動いている時もあります。

そういう状況を考えると、魂こそが本当の自分であり、それに対して神が体を貸しているというのが、私の中では正解です。

『神(サムシング・グレート)と見えない世界』(矢作直樹・村上和雄)祥伝社新書


道具やモノを大事にしない人は、それは自分のモノだからどうしようと勝手だという。

しかし、一流のスポーツ選手や職人は、自分の道具やモノを、まるで人と接するように大事に使う。

「山川草木悉有仏性(さんせんそうもくしつうぶっしょう)」

道元禅師は、山や川という自然界の全てにことごとく仏性がある、とおっしゃった。

自然界のみならず、道具にも、家にも、そして、自分の身体そのものにも仏性はあるということ。

だからこそ、そこに感謝の念が生まれる。

「体は神からの借り物」

この世に二つとない自分の体に感謝し、もっと大事にしたい。



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