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2013.10.8

涙のキキメ

寺井広樹氏の心に響く言葉より…

現在、私は「涙活(るいかつ)」という活動を全国に向けて発信しています。

「涙活」とは、その名の通り、涙を流す活動のことです。

たとえば、早稲田大学のラグビーチームでは、大事な試合の前には必ず「涙活」を行なっているといいます。

試合会場のグラウンドに出る前に控え室で、監督が、感謝の言葉を選手に伝えたりして、彼らを泣かせるようにしむけるというのです。

選手たちがひと通り泣き終わった後、それまで緊張して強ばっていた顔が柔和な感じになるそうです。

つまり、「泣く」ことで彼らは、極度の緊張状態から解放されて、最もよいパフォーマンスを生み出せる緊張状態になったのです。

一般的に過度のストレス状態になった選手は練習の半分もパフォーマンスを出すことができないとも言われています。

これはアスリートであれば、誰でも経験をしている話。

だからこそ、練習の成果を台無しにするストレスを取り除いたり、ストレスをうまくコントロールする方法を学んだりしているのです。

「涙」なら「泣く」だけでストレスを解消できます。

「情動の涙」というのは、怒りや悲しみ、感動などによって流す涙ですが、「涙」がたったひと粒でも流れた時点で、その人のストレスというのは解消され、リセットされるといわれています。

理由は、「涙」は副交感神経が活発化しないと流れないからです。

交感神経から副交感神経に切り替わった証拠そのものが「涙」を流したこと。

だから、たったひと粒でも「涙」が流れれば、少なくとも脳的にはリラックスしていると認められるのです。

実はまったく泣かない人よりも、泣くことが多い人ほど、「ストレスに強い」ということがわかっています。

とくに声を上げて泣くような「号泣」するような人ほどストレス耐性が高いといわれています。

なぜなのかといえば、ストレスや病気に対抗できる「免疫力」が強い人が多いからなのです。

では、なぜ泣くことによって「免疫力」が上がるのでしょうか?

それは「涙」を流すことによって、脳のなかで、身体の「お休みモード」をつかさどる副交感神経を自発的に活発化することができるからです。

免疫力を高める機能をつかさどっているのは、副交感神経。

ですから「涙」を流すことで、免疫力も高まるのです。

『涙のキキメ』マガジンハウス


子供の頃は、誰もがすぐ泣いた。

とりわけ赤ちゃんは、泣くのが仕事といわれるくらいよく泣く。

しかし、大人になるにつれ、泣くことは少なくなってくる。

感じる心という「感性」が豊かでないと、泣くことはできない。

しかし、大人になるにつれ、子供の頃持っていた純粋な感性のまわりに、びっしりとコケのような鎧(よろい)ができてしまう。

その鎧が、「大人(男)は泣くもんじゃない」とか、「人前で涙を見せてはいけない」、「大声で泣くのは気恥ずかしい」というような、社会の規範や周りの目。

感動が極限に達した状態を、「感極まる」という。

人は、感極まったとき、「グッ」ときて涙が流れる。

映画でも、テレビでも小説でも…

時には、周りの目を気にせず、感動の涙を流したい。



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