2013.9.23 |
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「あなた」という言葉
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レス・ギブリン氏の心に響く言葉より…
人と話すとき、どんな話題がいいでしょうか?
言うまでもなく、相手にとって最も関心のある話題を取り上げることです。
それでは、相手にとっていちばん関心があることと言えば、それは何でしょう?
それはもちろん、その人自身のことです!
相手のことを話題にすれば、それはその人にとっていちばん関心事ですから、相手は身を乗り出してきて、その話題にすっかり夢中になるはずです。
そしてそんな楽しい話題を持ち出したあなたを、感じのいい人だと思うことでしょう。
相手のことを話題にしている間は、相手のちょうど痒(かゆ)いところをかいてあげているようなものです。
人間の本性をうまくついて仕事をしているのです。
でも、相手のことではなくあなた自身のことを話し始めたら、それは、人間の本性に逆らって仕事を進めようとしていることになります。
自分のことを話したいというのは人間の本性ですから、あなた自身も自分のことを話していれば楽しいはずです。
けれども、それで得られる満足感をあきらめて、『私』という言葉を使わないでおけるなら、相手にとって好ましい話し相手となり、よい人間関係が築けるようになるのです。
次の言葉をあなたのボキャブラリーから削除しましょう。
私。
その代わりに次の言葉を使ってみてください。
人間が口にする言葉の中でも、最強のパワーを発揮する言葉です。
あなた。
『チャンスがやってくる15の習慣』ダイヤモンド社
仕事や会議などで、自分の意見を言わなければならない時はもちろんある。
しかし、それ以外の、友人や初対面の人との会話で最も必要となるのが、「あなた」という言葉だ。
自分の得意な話は、誰だって話したくてウズウズしている。
それをグッと抑えて、相手の関心事を中心に話をする人は、人間関係の上手な人。
同時に、驚きの表情や、あいづち、うなずき、などを多用する。
「あなた」という言葉はとても大事。 |
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