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2013.9.17

ギブ・アンド・ギブ

筑波大学名誉教授、村上和雄氏の心に響く言葉より…

人間関係を結んでいる要素として、多くの人は、ギブ・アンド・テイクが、その基本にあると考えているのではないでしょうか。

親孝行は、子供を育てた「ギブ」に対する見返りですし、江戸の任侠の世界で重要視された「一宿一飯の恩義」も、ギブ・アンド・テイクの関係です。

しかし、世の中の人間関係を見渡してみると、案外、ギブ・アンド・テイクだけでない人間関係があるのに気づかされます。

たとえば、親子の関係です。

子育てというのは非常に大変な仕事ですが、子育て真っ最中のお母さんは、果たして大きくなったら親孝行をしてもらおうと思って子育てをしているのでしょうか。

そんなことはないと思います。

やはり、いわゆる「無償の愛」があればこそでしょう。

そこに見返りを求める気持ちなどないはずです。

これは、「ギブ・アンド・テイク」と言うよりは、「ギブ・アンド・ギブ」と言ったほうが適切ではないでしょうか。

そして、これが人間関係のあるべき姿なのだと思います。

親孝行をしてもらうため、あるいは、生活のために子育てなり家事なりのギブをしているとしたら、得るものは、将来の身の保証や給料です。

それはもちろん大切なものには違いありませんが、言ってみれば、それだけのことにすぎません。

しかし、無償の愛や、相手を支えたいという気持ちで日々いそしんでいれば、そうした具体的な見返りよりも、さらに大きな見返りを得ています。

すなわち、幸福感です。

そして、そいう心境のときこそ、遺伝子はオンになっているのです。

実際、ギブ・アンド・ギブの人の周りには、自然と人が集まってきます。

これは、遺伝子オンの為せる業に他なりません。

したがって、出会いにおいても遺伝子をオンに持っていきたいのなら、人間関係から即物的な見返りは求めず、常に与える姿勢でいることです。

『そうだ!絶対うまくいく!』PHP文庫


誰かに何かをしたとき、見返りを求める人は、「恩着せがましい」人。

「何かをしてあげたのに、お礼の一つもない」などと言う。

頼まれもしないのに、勝手にやったことにまで見返りを求める。

俗にいう、「器の小さいヤツ」。

見返りを求めないギブ・アンド・ギブの人の周りには、自然と人が集まってくる。

受けた恩は石に刻み、かけた情けは水に流す人でありたい。



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