2013.9.3 |
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仕掛け人
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千田琢哉氏の心に響く言葉より…
「みんなが見ている方向ではなく、見ている人を見る」
もしあなたが魅力的なアイデアを出しながら、人とお金を集めたいのであれば、ぜひ憶えておいてもらいたいことがある。
何かハプニングがあった際、野次馬になって一緒に騒ぐのではなく、野次馬たちの表情をきちんと観察することだ。
バーゲンセールや無料試飲会が実施されていたら、その群れの中で争奪戦を繰り広げるのではなく、群れを観察することだ。
もちろん、参加者として楽しむ機会があってもいい。
だが、人生のすべてにおいて参加者であり続ける限り、成功はできないのだ。
どんな世界でも参加者99に対して、仕掛け人の比率は1だ。
99の参加者が仕掛け人の1に対して、お金をどんどん運んでくる。
99の参加者はいつまで経っても払い続ける立場であり、1の仕掛け人はいつも回収する立場だ。
結果として、
99の参加者は貧乏のままであり、1の仕掛け人は富んでいく。
これが紛れもない事実なのだ。
一度でいいからその他大勢の群れから飛び出して、じっくり観察してみよう。
必ずそれを観察している人間と目が合うはずだ。
目が合った人間は、仕掛け人だ。
人はどんなことに対して、どんな表情を見せるのかを憶えていくことだ。
人の喜怒哀楽を生で感じる経験は、これからの人生で強烈な武器になる。
政治も経済も、すべては人の喜怒哀楽で動いているからだ。
“その他大勢から飛び出して「観察者」の目を養おう”
『たった2分で、自分を変える本。』Gakken
商売をやろうとするなら、超繁盛している同業者を見て、ただ感心したり、驚いたりしているだけではダメだ。
商売人は、感動したら、「自分ならどう動くか」を考える。
講演会でも、勉強会でも、趣味の会でもこれは同じこと。
一参加者として参加している限り、いつまでたってもお客のままで終わってしまう。
自分が主催者になって初めて見える世界がある。
客として楽しむことも大事だが、ときには、仕掛け人になるのも面白い。 |
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