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2013.8.30

他人から必要とされる存在

植西聰氏の心に響く言葉より…

ジョン・ロードは世界的に絶大な人気を誇るハードロックバンド「ディープ・パープル」の創設メンバーであるにもかかわらず、61歳の最後のライブでバンドを脱退。

その後、若手のハードロックバンドの育成に力を注ぎました。

若手がライブをやるときは、ゲストとして頻繁に飛び入り出演をすることもありました。

「自分がゲスト出演すれば、そのバンドは自ずと脚光を浴びるようになる」と考えてのことです。

「人間は何歳になっても、他人から必要とされる存在でなくてはならない」

ロックミュージシャンとして成功したあなたなら、晩年は悠々自適に暮らせるのに、と問われたときのジョン・ロードの言葉です。

そうです。

人はいくつになっても世の中の人から必要とされているのです。

そして、それには終わりがありません。

生きている限り、誰もが、世のため人のために役立つ存在であることができるのです。

年齢や性別、立場に関係なく、自分に何ができるかを常に自問自答し続ける。

そのなかで人と出会い、尊敬する人の言葉や考え方にふれて、人は成長していくのです。

『心に刻みたい賢人の言葉』あさ出版

人は、誰かに必要とされるから生きることができる。

これは物も同じで、必要とされなくなったときが捨てられるとき。

自分の損得だけ考え、自分さえよければよいと思って生きている人は、いなくなっても誰も困らない。

強く必要とされる人は、世の中の役に立っている人であり、人の喜びのために生きる人。

いくつになっても、他人から必要とされる存在でありたい。



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