2013.8.12 |
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行動が変われば
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石川洋氏の心に響く言葉より…
最近青森から父親の転勤にともなって京都に引っ越して来た高校生の女の子が、知人の紹介で訪ねて来た。
いじめにあって登校拒否をしているというのである。
リンゴのような頬が涙でくもっていた。
「今、何時ごろ起きているの」と聞いてみた。
「学校に行っている時は6時半に起きていましたが、今は昼近くまで寝ています」と、正直に答えてくれた。
深夜までテレビを見ているのだという。
私は学校に行かなくなった事情を聞こうとは思わなかった。
ケアの知識のないものが間違ったことをいうことは控えなければならない。
ただ、今、一番必要なことは、人間としてどう生きることが大切かということに気づくことなのである。
「学校に行けないことの理由も重要ですが、その前に学校に行っていた時の6時半の起床をなぜ破ってしまうのかということが大きな問題ですよ。
自分で自分を崩してはならない。
出来たら6時に起きてごらん」
「そんなに早く起きて何をするんですか」と聞き返して来た。
「お掃除から始めたら。1日の始めが晴ればれとして、明るいあなたの人生が生まれ変わりますよ」。
彼女は何かに気づいたのであろう。
「やってみます!」と、目を輝かせて笑顔で帰っていった。
心を開き笑顔を忘れなければ道は開く。
『こころの杖ことば 笑顔開運』ぱるす出版
悩んでいるときは、行動が滞(とどこお)っている。
これを行徳哲男師は、「行動渋滞」という。
「現代人は考えすぎる。
しかし、考えて解決する問題など皆無である。
問題を解決するには行動するしかない。
考えることは行動にブレーキをかける。
考えるから行動しない。
行動渋滞が起きる」
(感奮語録・致知出版社)より
「行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる」
(ウィリアム・ジェームス)
問題解決は、悩みや考え方ではなく、行動にスポットライトをあてること。
一歩前に進むめば、一歩解決に近づく。 |
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