2013.8.11 |
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気を高める
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HIS会長・ハウステンボス社長、澤田秀雄氏の心に響く言葉より…
自分がネガティブな言葉を口にしそうになったら、とりあえず我慢して、ぐっと飲み込んでほしい。
これは慣れればできるようになる。
よく「私なんて○○だから」という物言いをする人がいる。
私なんて馬鹿だから、足が遅いから、かわいくないから…なんでもいいのだが、これは謙虚のように見せかけておいて、実際は体のいい言い訳であり、逃げ道ばかりを探すネガティブ発想だ。
それがよりネガティブな気を引き寄せてしまうのだ。
気を高めるには、とにかくポジティブな発信を心がけることだ。
元気のない人がいたとする。
心配して声をかけるとき、「元気ないですね」と声をかけるよりも、嘘でもいいから「元気そうじゃない?」とポジティブな言葉をかけるようにする。
逆に人から「元気ないね」と言われたら、「そんなことありません、元気ですよ!」と、嘘でもいいから答える。
すると不思議なもので、相手も元気な人として扱い、会話がポジティブになっていく。
すると勢いに乗せられ、本当はネガティブだったのに、いつの間にか気分が軽くなっていることに気づく。
ここまで来られれば一人前だ。
人間は気で生きている。
女性に心を込めて「きれいだね」と言えば、言われたほうはますますきれいになっていく。
部下や後輩に「最近頑張ってるな」と声をかければ、彼らはますます頑張る。
もっとも手っ取り早く気を高め、運を上げるには、良い気の出ている、あるいは運のいい人や会社と付き合うことだ。
私は、自分に悪い風が吹いていると感じたら、いい風が吹いている人に近づくように意識している。
これは、何も難しい話ではない。
街灯も懐中電灯もなく、真っ暗な場所を歩いているとき、誰だって灯りを見つけたらそこに吸い寄せられる。
ホッとする。
そこに行っても懐中電灯が得られるわけでも、まして自分が光を発するようになれるわけでもないのに、とても気分が明るくなる。
それと同じことで、運気のいい人、元気のいい人がそばにいると、何となく自分も元気になってくるのだ。
『運をつかむ技術』小学館
運のいい人、ツイてる人には、運のいい人、ツイてる人たちが集まる。
「類は友を呼ぶ」という言葉のように、気の合う者、似かよった者同士は、自然に集まる。
汚い言葉を使う人は、下品で粗野な言葉を話す人に囲まれる。
「元気」、「勇気」、「やる気」、「気合」、「運気」、「気力」…
ツイてる人は、「気」を持っている。
気を高めるには、いつもポジティブであること。 |
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